元気をもらった日【nkm】 ページ2
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(Aさん視点)
nkm
午後11時。携帯の画面を開けば大好きな彼との幸せそうなツーショットが目に入る。
資格取得の為の勉強と学校の課題、その２つで貯まるストレスを
家と彼氏にぶつけてしまって関係は険悪。
自己嫌悪に苛まれて逃げ出したくなった時、彼の笑顔が目に入ると自然と涙がでた。
会いたい、
なんて都合良すぎかな。
彼とのLINEのトークを振り返れば、最後に話したのは４日前。
「もういいよ」
「そっか、ごめん」
まだ怒ってるかな。普段から気が強くて素直じゃない私だから
謝るのは得意じゃないけど、謝りたい。
はあ、とため息を吐いて携帯を閉じた。
ﾋﾟｺﾝ_
「外、出れる？」
彼からきた突然の通知。
もしかして、と思い窓から外を覗いてみる。すると、そこにはジャージ姿の彼がいた。
急いで下に降りて彼の元へ駆け寄ると彼は
急に呼び出してごめんと申し訳なさそうに視線を逸らす。
数分沈黙の間が流れた後、彼が先に口を開いた。
「Aがめちゃめちゃ頑張ってる中、さらにストレスかけちゃってごめんね」
ポツリポツリと彼から謝罪の言葉が出てくる。
でもそれは彼のせいじゃない。
罪悪感と自己嫌悪で堪えていた涙が溢れた。
ごめんね泣かせるつもりはなかったんだけど、と彼は慌てて頭を撫でてくれた。
「俺さ、一ヶ月前からバイト始めたの。Aが頑張ってるから俺も何か頑張りたくて。」
だから、と私の手を取ると私に何か紙を握らせた。
「試験終わったら、一緒に行こっか」
私の手の中には夢の国のチケット。
試験の次の日が誕生日なのもあって、彼はキリついたら思いっきり楽しも！とニカっと笑った。
「俺、応援してるからね！じゃあね！！！」
恥ずかしくなったのか、シンプルに寒かったのか。わかんないけど、茶色の髪の毛を揺らしながら走っていった。
彼のためにも、頑張らなきゃ。
階段を駆け上がり、自室に戻ると、よし、と気合を入れて机と向かいあった。
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愉快犯(プロフ) - 黒糖パンさん» うわああ嬉しいですうう（ ; ; ） (2022年10月4日 13時) (
レス) @page8 id: 42c0b49790 (このIDを非表示/違反報告)
黒糖パン - 全部最高とかマジか！好きーーーーーーー！！応援してるーーーーーーー！！ (2022年7月2日 0時) (レス) @page8 id: ccc958c387 (このIDを非表示/違反報告)
愉快犯(プロフ) - まどかさん» 甘々nkmさんですねすごく書いてみたいですリクエストありがとうございます！！！！！！ (2022年4月30日 17時) (レス) id: 599e35ba67 (このIDを非表示/違反報告)
愉快犯(プロフ) - 霰桜猫姉さん» H狙いでいらっしゃったんですね〜たくさんHなのあげちゃおうかなｳﾌﾌ応援ありがとうございます〜〜！ (2022年4月30日 17時) (レス) id: 599e35ba67 (このIDを非表示/違反報告)
まどか(プロフ) - いつも見させていただいています！！ｴﾁｨことはさせたくなっちゃいますよね〜…()良かったらなのですが、何らかの衝動(寂しかったとかストレスたまったとか)で甘えたになるnkmさんが見たいです！！よろしくお願いします！！！！ (2022年3月18日 23時) (レス) @page5 id: 068cc2a151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愉快犯 | 作成日時：2022年3月15日 11時
