4.誕生会 ページ5
それから1週間は特に何もなかった
4人はひたすら頑張っていて、出来ることがどんどん増えていると執事長から聞いた。
それはいいことだ。
明日は誕生会が開かれる
｢レナ、誕生日おめでとう｣
｢兄様…2日早いけれど兄様もお誕生日おめでとうございます｣
｢ありがとう。彼らは明日から一緒になるのかな｣
｢そうでしょうね。仲良くなれるように頑張りましょう｣
｢うん、レナならきっと大丈夫だよ。｣
┈┈┈┈┈┈┈┈
そして、次の日
私たちを祝う誕生会は盛大に行われた
とっっっても疲れた。
私たちを自慢したい父は毎回誕生会を盛大に行う。
こちらからすればはた迷惑な話だ。
兄様と婚約したいという令嬢が沢山寄ってくるし、私と婚約したい令息たちも寄ってくる
それをあしらうのは本当に疲れる
母様と違って私は社交が好きではない。
お茶会も誕生会も行かなくて、やらなくていいのなら絶対に行かない
それは兄様も同じらしく、誕生会が終わった今、兄様はげっそりとしてテーブルに突っ伏している
｢お疲れ様｣
｢レナもね…｣
｢2人とも！改めて誕生日おめでとう！そして彼らの準備が整った…って、 メーア？どうしたんだい？｣
テーブルに突っ伏している兄様にやっと気がついた父様が兄様の横に来て膝をつき額に手を当てて
｢うん、熱は無い｣
と頓珍漢なことを言っていた
そういうことじゃないんだよ父様…
説明してもきっと両親には理解して貰えないだろうと私は傍観していた
｢とりあえずこの前の4人ともう一度会ってくれ｣
1週間でどこまで変わったのか見て欲しいらしい
｢入ってくれ｣
そう言うと母様と一緒にこの前の4人が入ってきた
｢お坊ちゃま、お嬢様。これからよろしくお願い致します｣
そう、うらたが言って4人で頭を下げられた
敬語や礼儀作法などを中心に叩き込まれたようだ。
｢うん、よろしくね4人とも…｣
｢兄様…ほんとにお疲れですね…。4人ともよろしくね。今日から一緒ということでいいのかしら｣
疲れている兄様の代わりにそう聞くとセンラが
｢そうです。改めてよろしくお願いします｣
と微笑みながら答えた
うーん、壁を感じる。
とりあえず、部屋に連れていこうということで兄様の部屋に一旦集まることになった
｢えぇと…そしたらね、まず、君たちは敬語を外してくれ｣
部屋に入ると兄様はそんなことを言った
｢えっ、｣
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ちょこ２（パソコン変わりました≪元ID ５ad0b4ef6a≫）） - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (5月24日 21時) (
レス) @page34 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
優夜@Bsc(プロフ) - 応援しに行きます！ほんとにこの作品大好きでした、完結おめでとうございます、連載お疲れ様でした (2021年7月3日 2時) (レス) id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
ポン酢(プロフ) - 優夜@Bscさん» コメントありがとうございます！寂しいと思って頂ける程気に入って頂けたようで嬉しいです。番外編などは今のところ考えておりませんが、また別の作品でもどうぞよろしくお願いします！ (2021年7月3日 2時) (レス) id: e43ee0e953 (このIDを非表示/違反報告)
優夜@Bsc(プロフ) - 終わっちゃったのか…寂しい（；＿；） (2021年7月3日 0時) (レス) id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
ポン酢(プロフ) - 優夜@Bscさん» めちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年7月2日 1時) (レス) id: e43ee0e953 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポン酢 | 作成日時：2021年5月19日 1時
