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1.彼らとの出会い ページ2

彼らと初めてあったのは5歳の誕生日の1週間前だった

「メーア!レナ!2人に誕生日プレゼントを連れてきたよ!」

私、A・ヴェッセルと兄のメーアは誕生日が2日違いととても近い
だから2人の誕生日の間の日に誕生会が開かれたり、プレゼントが渡されたりというのは恒例だ。

ただ、今日は私の誕生日の1週間前。
少々気が早いのでは…

にしても…プレゼントを"連れてきた"?

父の後ろを見ると私たちと歳の近そうな男の子が4人立っていた

まぁおおよそ使用人になるのだろう。

「父上、人をプレゼント呼ばわりはさすがに趣味が悪いです。レナに悪影響です。」

兄様が呆れたように言った

「…とりあえず中に入ったらどうですか」

父様とその男の子たちをリビングまで連れていく

4人のうちの1人は茶髪にペリドットの瞳を持つ少年で黙って父様の後ろについて行っている

2人目は紫髪にアメジストの瞳を持つ少年で泣きぼくろが特徴のようだ。
キョロキョロとしつつも後ろにいる2人を気にかけているように見える

3人目は赤髪にガーネットの瞳を持つ少年。
目を輝かせて屋敷の中を物珍しそうに見回している。
周りを見すぎてたまに転けそうになっている

4人目は金髪に黄金の目を持つ少年だ。
薄く笑みを浮かべた落ち着いた雰囲気のある子だった。
転けそうになっている赤髪の子の手を引いて歩いている。

うーん、誰も喋らない…
父様が1人で仕事の話や、私たちに会いたくて仕方なかったという話を延々としていた。

父様はこの国の宰相で毎日大変忙しい。
それはもう家に帰って来られないほど。

母様はと言うと社交が大好きな方で今日もお昼から夕方までお茶会にお呼ばれしている。

父様が帰って来ることを伝えていればそれを理由に断っただろう。
だって、両親は身内の贔屓目を除いても相当仲が良い。

そんなことを考えているうちにリビングに着く

「それで、彼らはなんなんです」

私はそう父様に問いかけた

2.誕生日プレゼント→←設定と世界観



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ちょこ2(パソコン変わりました≪元ID 5ad0b4ef6a≫)) - とてもよかったです!その後話が欲しい! (5月24日 21時) (レス) @page34 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
優夜@Bsc(プロフ) - 応援しに行きます!ほんとにこの作品大好きでした、完結おめでとうございます、連載お疲れ様でした (2021年7月3日 2時) (レス) id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
ポン酢(プロフ) - 優夜@Bscさん» コメントありがとうございます!寂しいと思って頂ける程気に入って頂けたようで嬉しいです。番外編などは今のところ考えておりませんが、また別の作品でもどうぞよろしくお願いします! (2021年7月3日 2時) (レス) id: e43ee0e953 (このIDを非表示/違反報告)
優夜@Bsc(プロフ) - 終わっちゃったのか…寂しい(;_;) (2021年7月3日 0時) (レス) id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
ポン酢(プロフ) - 優夜@Bscさん» めちゃくちゃ嬉しいです!ありがとうございます! (2021年7月2日 1時) (レス) id: e43ee0e953 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ポン酢 | 作成日時:2021年5月19日 1時

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