Love lesson (ページ8)

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なんとかやってけそうだなと安心していた私だったけど、そうじゃなかったんだと後々分かることになる。

それはお昼休みの事だった。

玄樹くんが「一緒にお弁当食べよぉ♡」と誘ってくれたのでお言葉に甘えて食べていると、「Aちゃんに言ってない事があるんだけど…」と何か分からないけど申し訳なさそうに切り出してきた。その時…

「えっ？な…っっ…！！いったぁぁぁ！！！」

突然ゴツンッと頭に衝撃が走る。

玄「大丈夫ぅ？もぉー廉！！Aちゃんに謝って！」

何か鞄の角の硬いやつにゴンって！！
椅子に座ったまま見上げると廉と呼ばれたそいつが悪びれた様子もなく突っ立っていた。

廉「そんなとこにおる方が悪いんやん」

待て待て待て。
そんなとこにって、自分の席に座ってお弁当食べてただけなんですけどぉ？

「れぇん！今のは痛いっしょ。可哀想じゃん。大丈夫だったぁ？」

もう一人、キラキラ笑顔が眩しいやつが来て、私の席を取り囲んだ。