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なんでって…
そんなのだって…
「だって先生があんなこと…するから」
平「あんなことぉ？」
とぼけよって！
「もういい加減帰って下さい！大体、何しに来たんですか？」
平「かてーほーもん」
「は？家庭訪問？」
平「うん。俺のHR堂々とサボったし、そんな不良生徒にはちゃんと指導せなあかんやろ？」
「私が不良なら先生は変態教師です」
平「ブッ…へっ、へんたい？」
「私…馬鹿みたいに四六時中、先生の事考えてるんです…考えたくないのに頭から離れないんです…
すごい…苦しいです」
先生は何も言わない。
そんなの、分かってる。
色々考えたけど、答えは毎回同じ。
きっと私の反応を面白がってるだけ。
「ほんとにもう、帰って下さい」
玄関へ続く部屋のドアを開けようとした。
その手を先生はグッと掴んだ。
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2020年5月11日 16時
