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「軽い打撲ね。永瀬くんはちょっと足首捻ったんじゃない？痛いでしょ？」
保健の優しそうな女の先生が廉の足を触ると「別にこれくらいなんともないわ」と軽く立ち上がる。
「廉、ごめん…」
廉「気持ち悪ぅ。やっぱ頭打ったんとちゃう？」
「ほんとにごめん」
今回ばかりは言い返せない。
本当に申し訳ないと思ってる。
シュンとした私に廉は「気にせんでええから。」とちょっと優しく微笑んだ。
その時、廉が私に笑ったのを初めて見た。
平「立花！永瀬！大丈夫か！？」
平野先生は私と廉が階段から落ちたと聞いて慌てて保健室に来たんだろう、息が上がってた。
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2020年5月11日 16時
