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平野先生はそのままサッカー部の練習を抜け校内へ案内してくれた。
してくれたというか、本来は先生が任されていた任務なのに、今日がその日だという事をすっかり忘れていたらしい。
先生は「やっばぁ。校長にシバかれるとこやったわぁ」とぼそぼそと独り言を言いながら私達の2メートル先を歩く。
その背後から漂う香水の匂いに少しだけクラッとなった。
思ったより早く済んだ手続き。
平野先生は校内を少し案内してあげる!とニッコニコの笑顔で言った。
母は校長先生とゆっくりお茶を飲んでいたので
先生と二人で行く事にした。
「優しそうな校長先生じゃないですか?」
平「そう見えるやん?キレたらバァァァリ怖いからなぁ!」
そう言って校長先生がキレたエピソードを披露してくれたけど、殆どが平野先生のせいだってことが分かった。
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作者名:ゆうゆ | 作成日時:2020年5月11日 16時