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「そんなの知らないし！引っ越した後の話でしょ？大体、ちゅーしたのは事実だし！」
廉「うっさい！お前のせいで悪い噂ばっかされて俺のモテ人生台無しやわ。なんでこの完璧な顔面を持て余さなあかんねん」
言ってる意味が全然わかりませんけど。
平「永瀬ぇ、1stキス奪った罪は重いわ」
私達のやり取りを聞いていた平野先生がそう言って
廉の肩に手をやると「HR始めるでぇ」とみんなをまとめた。
私、絶っっ対に悪くない！
死んだ目で見てくる廉をキッ！と睨んだ。
HRが終わると下校する生徒、部活に行く生徒に別れ教室から一斉に人が減っていく。
玄樹くんは野球部で、「部活があるから一緒に帰れなくてごめんねぇ」と手を振った。
兎に角廉に捕まらないよう、私もすぐに教室を出たが、どうやら部活へ行ったみたいで捕まる事はなかった。
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作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2020年5月11日 16時
