Dear...ドSな年下男子

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だんだんと寒さが増してきた今日この頃。
廉は最近仕事が忙しくなかなか会えていなかった。





一緒に住んでいた頃は毎日顔を合わせてたし
忙しいといっても海人もしょうも居たから
寂しい感覚とかなかったんだ。





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ある日の夜、コンビニへ行く為家を出ると
岸さんに出会った。






岸「Aちゃん！こんばんは」





「岸さん！こんばんは〜」





岸「どこ行くの？」





「コンビニです。無性にアイス食べたくて」





岸「コタツで食べる冬のアイスって美味しいよね！わかる！でももう暗いし危ないよ？一緒に行こっか？」





「大丈夫ですよ！」






岸「でも変なヤツ多いからさ、マジで」





「その変なヤツも若くて可愛い子選びますよ」





岸「何言ってんの、十分可愛いよ。廉が心配するの分かる」






「岸さんお世辞上手いですねw」






岸「いやお世辞じゃないって！とにかく行こう、アイス買うんでしょ？」






「ほんと大丈夫なのに…」






ブツブツ言う私を無視して岸さんはついてきた。
そういえばみおちゃんがお酒買いに行く時も
一緒に行ってたもんなぁ。
優しい人だな、岸さん。





岸「最近廉とは？」





「あー、まぁ変わりなく」





岸「順調？」





「はい。会えてないんで」





岸さんは難しそうな顔をしている。





岸「え、ごめんね、それって順調なの？」





「会えてないのは変化がないから、喧嘩することもないしって意味です」





岸さんはまた難しい顔をした。

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