ドSな年下男子

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廉「何があったん？」




落ち着いたトーンで話し掛ける廉と
心配そうに見つめる海人。





「・・・元カレに出会った」





海「え？指輪の人？」





「うん。彼女…奥さんと一緒だった。結婚したんだなって。」





廉「まだ未練あるん？お前の事傷付けたヤツやろ？」





海「廉！」





「だって…大好きだった。




結婚決めた人だし…




あんな事なかったら今も私、はるとの横にいたのに。




私にもあった幸せをあの人は感じてる…」





廉「その幸せ壊したん誰？そいつやろ？」





「分かってる。頭ではちゃんと。




でもふとした時考えてる自分がいる…





好きとかじゃないけど





はるとと結婚してたらどんなだったかなって」





紫「だよなー。考えるよな」





海「しょう帰ってたの？」





紫「うん。A…辛かった？」





「・・・うん」





紫「ムリに許したり忘れようとするなよ？余計辛いから…でも絶対時間が解決してくれるから安心しな？」





「ほんとに？」





紫「うん。オレが証明する！」





「…っ…うぅっ…」





しょうの言葉に救われた。
絶対時間が解決してくれる。。

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