32 ページ32
連れて来られたのは平野先生の部屋だった。
廉「平野っ！！邪魔するで」
廉は私を抱いたまま平野先生の部屋に入って行く。
平「永瀬！？Aちゃん！？何事ぉぉ！？」
廉「こいつ車にひかれかけよったから助けたけど怪我してんねん」
平「えっ！？どこ？見せてみぃ」
先生と廉は慌てふためきながら擦りむいた足に消毒したりガーゼを貼ったりしてくれた。
そんな光景を見ながら勝手に涙が溢れた。
平「どないしたん？痛い？大丈夫？」
「違う…廉ごめっ……」
廉「ええからええから。これからはちゃんと前見て歩けよ」
「そうじゃなくてっ……」
廉「もうええよ。Aが怪我したのに俺は平野頼るしか出来んかったし…敵わんって分かったから」
廉は困ったように笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 876人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しおり(プロフ) - ゆうゆさん» 鬼ごっこ一番重要かもしれんです。笑 (2020年12月10日 22時) (
レス) id: 199b427b1e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - みぃさん» 間違いない！笑 耐えて耐えて耐え抜いた後の先生…見たいですね笑 (2020年12月10日 14時) (レス) id: 40e8706ada (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - ななみさん» 長くお付き合い頂きありがとうございました！！次回作でもお付き合い宜しくお願いしますぅ！！ (2020年12月10日 14時) (レス) id: 40e8706ada (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - しおりさん» 続編希望ありがとうございます！鬼ごっこのくだりから笑 (2020年12月10日 14時) (レス) id: 40e8706ada (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - お疲れ様でした！卒業を待ちに待ち続けた先生とのその後が知りたい......。そんな気持ちでいっぱいだったりします(笑)あんな欲の塊だったりしてたのに真面目に待って、爆発しないはずがないですよねっ！？！？(笑) (2020年12月10日 2時) (レス) id: efdbbb829b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2020年6月16日 10時
