Love lesson 4

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「先生とは何も関係ないですよ…」




平「理由を聞いてる」




「進路の事でまた喧嘩しちゃって…喧嘩別れです。」




平「それが原因で別れるとは思わんけど。俺とキスした事と関係ある？」




関係あるなんて言えない。
廉を裏切ったにも関わらず、先生は何て答えるか分からないけど自分の気持ちを告白する事は出来ないのだ。




付き合えなくてもいい。




廉にそう言ったから。




私は私の中で秘かに想っているだけでいい。




「全然…関係ないですよ！？」




平「俺はAちゃんの事＿＿＿」




「先生っ。私達はどうにもならないです。今もこの先も…先生と生徒だから」




平「じゃあ卒業したら…？」




「卒業したら離れ離れです。多分私、大阪に帰るので」




平「……そっか。卒業して生徒と教師じゃなくなったとしても俺とはないって事やな。わかった…」




「………。」




先生の手がスルリと解けた。




廉を傷付けたのに、はいじゃあ先生とってどう考えたって無理だ。

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