22 ページ22
「堂々と一緒に歩けないから…」
変装でいいと言う先生の言葉が引っかかってしまう。
バレてまずい関係なら行かない方がいい。
先生と生徒なんだからアウトに決まってる。
平「ごめんな、、ただ好きな人と一緒に花火見たかっただけやねん」
「先生は…何で私なんですか？」
大事な人。とか好きな人。って言われてもピンとこないんだ。
だってどこに私を好きになる要素があった？
平「転校してくる前、このマンション見に来たやろ？」
「えっ？あ、はい。」
平「あの時、俺偶然見かけてん。普通の人なら素通りするのに倒れた自転車起こしてったやろ？」
「自転車…あぁ、確か赤い自転車？」
平「そう！あれ、俺のやねん。」
「そうだったんですかっ？」
平「うん。お礼言おうと思ったらすぐ帰ってもたから…その後かな。転校生の写真見てびっくりしたわぁ」
先生は思い出を語る様に話す。
平「学年知って、すぐ校長に頼んだもんなぁ。俺のクラスに下さいって笑」
「え、あの話本当だったんですか？」
平「ほんまやで？あんな事自然に出来る様なええ子やし、絶対欲しい！って…クラスにも欲しかったけど、個人的にも欲しいなって。」
レモン味の氷アイスはサラサラに溶けてしまった。
アイスの容器を私の手から取って机に置いた先生は、ガッチリと私の頭を包みキスを落とした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 790人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆうゆ(プロフ) - sho0129さん» このまま終わってたまるものか！！笑 引き続き宜しくお願いします！更新までお待ち下さいねぇ〜！ (2020年6月10日 21時) (
レス) id: 40e8706ada (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - songon100さん» コメントありがとうございますー！！正直こんなに沢山投票して貰えると思ってませんでした。ので！結果はお楽しみに、引き続き宜しくお願いします！ (2020年6月10日 21時) (レス) id: 40e8706ada (このIDを非表示/違反報告)
sho0129(プロフ) - 終わらないですよねぇ〜!!!ますます楽しみです！！ (2020年6月7日 16時) (レス) id: e7e6fe19a1 (このIDを非表示/違反報告)
songon100(プロフ) - 一気に読みましたよぉー！二人からの...たまらん...廉くんも捨てがたいけど、やっぱ平野先生かな！！ (2020年6月7日 15時) (レス) id: 2a0d9e0b77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうゆ(プロフ) - 鮭さん» コメントありがとうございます！どうなるかお楽しみに☆ (2020年6月7日 14時) (レス) id: 40e8706ada (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆうゆ
| 作成日時：2020年5月29日 21時
