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また更に翌日
『国際会議場?東京サミット??エッジオブオーシャン?』
風見さんから訳の分からぬ単語を聞く私
明日そこの警備をするから内部資料を渡されたタブレットで
警備検査の後設備点検まであるんでしょう?
ダルいなぁ…
『ふぅ〜ん、で先輩も警備に?』
椅子をクルリと一回転させて先輩を見る
タブレットをいじり結構オシャレな作りだなぁ何て思う
降谷「あぁ、2万2千人の警察官を都内の警備にあてるそうだ」
『でも警察官でしょ?公安が動く必要ある?』
降谷「仕事だ、既に決まったことに変更はない」
ただ警備するだけって面倒な仕事だなぁ〜退屈そう
『明日爆発でもしたら面白いんだけどなぁ』
降谷「なら巻き込まれて死ね」
『えっ酷くない?』
風見さんが苦笑いで通り過ぎる
ーーーーーーーーーーーーーー
翌日
『暇ぁ〜、』
私は国際会議場の周辺をうろうろとする
降谷「ん…」
『どうしたの先輩??』
こんなサミット前に事件何で起こす人なんて居ないのに
先輩は真面目にタブレットを除き考え事をする
そんな先輩を見兼ねて心配そうに声をかける
降谷「嫌、気になる所がある付いてこい」
『はぁ〜i ッ!!!』
私が言葉を言い終わる前に大きな爆発が起きた、
昨日まで私が刺激がてら望んでいた爆発は
体験するには恐ろしい物だった
私が覚えているのは爆発の瞬間に私を庇う様に立った先輩
と、爆風が過ぎてから倒れてきた大きな鉄の棒から先輩を
庇おうと突き飛ばした記憶だけ…
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アリシア(プロフ) - Lilyさん» ありがとうございます (7月23日 20時) (レス) id: 3e38785799 (このIDを非表示/違反報告)
Lily - すごく面白いです、更新楽しみにしてます! (6月5日 15時) (レス) @page19 id: 9cb33f84df (このIDを非表示/違反報告)
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