郁「十話です!過去編だって。俺も早く出たいなぁ((じーっ」作者「ごめんねあとちょっと待って」 ページ13
涼太side
あの冬の日_________
昂輝「じゃあまた明日」
剣介「ん、また明日」
涼太「明日も頑張ろうね。じゃあ」
そう言ってコウとケンと別れた日。その日は今年初の雪が降ってとても寒かった。
涼太「…綺麗だなぁ」
煌びやかな街のイルミネーションを見ながら家へ向かう。その途中で見つけた。
ゴソゴソッ
涼太「!?え、な、何…!?何か、動いて…!?」
驚いて後ずさる。布の下から出てきたのは黒い猫。
涼太「ね、猫…びっくりした。ふふっ、可愛い」
じっと見ていると、その猫はタッタッと小走りで路地の奥に進んでいく。普段は絶対にやらないと思うけど、何となく気になったから追いかける。
涼太「あ、いた。…!?ひ、人!?」
そこで見つけたのは人、それも俺より年下の女の子だった。ぼろぼろの服、痩せこけた頰、ぼさぼさの髪。信じられなくて唖然として見つめる。
貴「…?…っ!…た、…て」
涼太「え…?」
その子は俺に気づいて驚いた顔をして、それからこっちに手を伸ばした。
貴「た、すけ、て…」
涼太「…っ!ちょっと待って」
とりあえずほかっておくなんてできなくて、俺はその子を連れて家に帰った。事情を両親に話し、しばらく空いている部屋で様子を見ることにして。
貴「…あっ、たかい…」
涼太「起きた?大丈夫?」
貴「あ…、大丈夫、です」
酷い凍傷、栄養失調で大変そうになっていたその子は、徐々に回復していった。回復した時、俺は聞いた。
涼太「ご家族も心配されているだろうし、送って行くから家を教えてもらってもいいかな?」
貴「家…?…覚えてない、です」
涼太「…え?」
そこで初めて、Aの記憶喪失が発覚した。質問していくうちにわかったことは名前のみ。
涼太「じゃあ名前はAって言うんだね?」
貴「…はい」
何で名前だけは覚えているのかは分からなかったけど、家族会議後にAにはうちに住んでもらうことになった。
貴「…いいんですか?」
涼太「うん、遠慮はしなくていいよ。俺たちは今日から家族なんだから。敬語もいらないし」
貴「…わかった。よろしくね」
こうして俺たちは兄妹になったんだ。
隼「十一話だよ。もうすぐここの紹介コーナーのキャラクターが一周するね。次はGrowthになるんだって。お楽しみに♪」→←夜「九話です。すごく話が重くなってきたね。俺シリアスとか得意じゃなくて…。隼さん大丈夫かな」
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2023年4月4日 4時) (レス) @page33 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
まーかー(プロフ) - かなとさん» 何度も申し訳ございません。次からはちゃんと外します。 (2019年5月15日 6時) (レス) id: 195013c2e8 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 何度も言いますがオリジナルフラグをお外し下さい違反なんですよ。編集画面にも注意がちゃんとあります。読まない、読めない、理解出来ないなら活動はおやめ下さい。オリジナルフラグを外されないなら違反報告します (2019年5月14日 23時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月14日 21時) (レス) id: 6ffb43edd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まーかー x他1人 | 作成日時:2019年5月14日 21時