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あれから、3人で少し会話して教室に着いた。
日菜ちゃんも1組だった。

よかった。2人ともいて。

私の席は窓側。
隆二は廊下側だった。
日菜ちゃんはどこ〜?って思ったら真ん中の列。

あぁ一あ…
誰とも話せないじゃん。

ついてないな………。



でも、2人と同じクラスになれただけましかな。






















それからいろいろと担任の先生から連絡があって10分休みに入った。

だけど、まだ席を離れちゃいけないみたい。










ふと隣の子みたら机にふっつぶしてる。
いかにも無口そう。




寝てるのかな??

こんなんじゃ、喋りかけずらい。




隣の席の子にも恵まれないなんて
本当についてないな……






















?「んんっ」

ビクッ!!
隣の席の子がふと顔を上げた。

なんだ!? 起こしちゃった?

































?「何見てんの?」

「え!?」

長い間見つめてたらしい。
彼の顔は私の目の前にあった。

























「ごめんなさい。」

うつむきながらもそっと顔を上げると、
彼の顔が目に映った。














なんてカッコいい人なんだろう__









そう思った。
きっと誰もがそう思うだろう。

端正な横顔に、高く整った鼻筋。

彼のいる場所には他とは違った雰囲気が感じられる。













思わず胸がドキッとした。

隆二だってカッコいいし、きれいな顔立ちをしてるけど、彼もそれに劣っていない。






















さっきから鳴り響く心臓の音がドクドクうるさい。




止まれ止まれ。

どうか彼には聞こえてませんように。





































恥ずかしいけど……









「名前は?」

思いきって、声を振り絞った。
























































『………登坂広臣』

4 ~臣side~→←2



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設定タグ:今市隆二 , 登坂広臣   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:yuka(’-’*)♪ | 作成日時:2018年3月15日 15時

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