１４０話 二 ページ48
体を横に向けたあと刀を逆手で持ち直して攻撃する
少し堀川くんの服にかする
『ﾁｯ！浅かったか！』
後ろへ下がって体制を直す
加「主って結構ムキになるよね。こーゆーの」
大「鶴丸さんがビックリさせてきた時も固め技でやり返してたもんね。負けず嫌いというか」
『ちょっとそこ聞こえてるけど！？』
集中できないからネタを持ってくるなぁ！
私は走って堀川くんの近くまで攻める
堀「な！？」
脇辺りに来て刀を向け、
そして突く
が、赤ジャージがバサッと広がり、視界を奪われる
『ちょ、なにこれ！？』
ジャージをどけた瞬間、目の前には堀川くん
そしてそのまま床に倒れて、首の横には木刀を向けられた
堀「僕も結構邪道でね、こんなのお手のものですよ」
汗をかいてる堀川くんの目はギラギラしてて、まさに「刀」だった
そして、時間終了のタイマーが鳴った
『...ははっ！私の負けです。さすがだ』
息の根をあげて、降伏する
堀「ありがとうございました！すごく楽しかったですよ！」
堀川くんは汗を拭きながら笑顔になる
汗も滴る、良い男...とは、まさにこれだな
『こっちこそ、学ばせていただきました。そーゆー手もありですね』
堀「でしょう？僕と兼さんは邪道を極めてるからね！二刀開眼なんて、最強だよ！」
堀川くんは嬉しそうに話す
『二刀開眼？それって何？』
首の汗を拭き取りながら私は聞く
大「あれ、主知らないの？二刀開眼って言うのはね...」
『うぉっ！？』
ふと、堀川くんが私に突進してくる
それをギリギリ避ける
驚いて前を向いた瞬間、安定が私の顔面めがけて手を出す
咄嗟に目を瞑ると、痛みはなく両頬を挟まれてる感じがした
目を開けると、安定がニコニコして私を見ていた
大「こうやって、脇差が攻撃した後に打刀が一撃を加えるんだ。わかった？」
と、首を傾げてニコニコしていた
理解はしたけど、安定の顔に集中してしまう
あぁ、今カメラがあれば、シャッターチャンスなのに
加「安定、そろそろ手を離しなよ。主が不細工になっちゃう」
『誰が不細工じゃこら。正論だけども』
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三日月(プロフ) - 小雪さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！これからも頑張ります (2018年3月7日 2時) (
レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 一作目から読みました！凄く面白かったです！これからも更新頑張ってください！ (2018年3月6日 23時) (レス) id: 612f41b6ea (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 孤縷さん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張っていきます (2018年3月6日 3時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
孤縷 - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってくださいね (2018年3月6日 1時) (レス) id: 6e76e80232 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 白猫さん» 指摘していただきありがとうございます！勢いで打ち込んでるので…ミスばかりですみませんm(__)m気をつけます (2018年3月5日 19時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三日月 | 作成日時：2018年3月5日 15時
