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129話 救 ページ37

堀「危ない!」


堀川くんが両手を広げて私はそのまま倒れる


ドサッ


堀川くんが尻餅をついてなんとか私を受け止めてくれた


『あたた...二度もスミマセン』

今私は堀川くんの腕の中にいる


堀「本当にあなたは危ない……うっ!」


堀川くんが喋ってる途中で呻き声をあげる


私は視線をそらして腕を見る


さっきの衝撃が強かったのか、傷口が開いていた

『傷が…』


堀「...気にしないで下さい」


少し呼吸が荒くなっていた


『...すみません!!』


私はそう言い、堀川くんに抱きつく

堀「!?」


急に抱きつかれて驚いたのか、堀川くんは固まっていた


私は一気に霊力を送って堀川くんの傷を治す

オレンジの光が私たちを包んでいた


終わったのを確認して私はゆっくり離れる


堀「あ...傷が」

堀川くんが手のひらを見つめる
制服も綺麗になっていたから手入れされたと気づいたのだろう


堀「どうして、僕を手入れしたんですか」


堀川くんは下を向いて静かに言う


『このまま放置してると刀がダメになります。なので、手入れしたまでです』


私は堀川くんと向かい合って話す

すると、堀川くんが正座する

膝の上で拳をギュッと握って言った


堀「...僕を、刀解してください」


頭を下げてお願いされる


『...申し訳ない。
私は刀解の仕方を知らないんで、無理です』


堀「僕は折れたくて傷を負ったままにしてたのに...
これじゃ、もう兼さんに...」


すると、堀川くんは閃いたように顔をあげる


堀「僕を、僕を出陣させてください!お願いします!」


『嫌だよ!それ絶対折れるためでしょ!?』


折らせないし、出陣させるものか!!

130話 諦→←128話 驚



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設定タグ:刀剣乱舞 , ブラック本丸 , ピチピチの18歳   
作品ジャンル:アニメ
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三日月(プロフ) - 小雪さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張ります (2018年3月7日 2時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 一作目から読みました!凄く面白かったです!これからも更新頑張ってください! (2018年3月6日 23時) (レス) id: 612f41b6ea (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 孤縷さん» コメントありがとうございます!これからも更新頑張っていきます (2018年3月6日 3時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
孤縷 - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってくださいね (2018年3月6日 1時) (レス) id: 6e76e80232 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 白猫さん» 指摘していただきありがとうございます!勢いで打ち込んでるので…ミスばかりですみませんm(__)m気をつけます (2018年3月5日 19時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三日月 | 作成日時:2018年3月5日 15時

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