128話 驚 ページ36
後日
私は髪を上に結って服の裾を紐で縛る
よっしゃ、今日こそ堀川くん取り返すぞ
加「主いつにもなく真剣な顔だね」
加州が腰に手を当てて私を見る
『堀川くんを何としてもあこそから引っ張り出して元気にさせるからね!頑張ってくるぜ』
いってらっしゃーいと加州が手を振る
私も同じように手を振り、目を瞑る
そして、手を叩いた
パンっ
手を開けると、計画通り
堀川くんの部屋
あそこでなかなか入れないから、強行手段としてこれを行ったまでだ
決してこの方法を忘れていた訳ではない
わ、忘れていたわけないだろう?
堀「え…誰?」
部屋が暗いからよく見えないけど、後ろから堀川くんの声がする
『どうも、ピチピチの18歳です☆』
私は振り向いてウインクをする
…あ!暗いからウインクしてんのわかんねーじゃん!!
堀川くんは部屋の隅で体育座りをして縮こまっていた
堀「はぁ...て、審神者さんじゃないですか」
なぜバレたし
『こんにちは。瞬間移動してきました』
堀「...」
今「何いってんだこいつ」て目で見られた気がする
しっかぁーし!そんなの気にしないのが私!!
堀川くんは私の様子を伺ってるのか、微動だにせずこちらを見ている
ふむ、とりあえず周りを見てみよう
くるっと体をひねって周りを見る
暗いが、特に荒れてはいないな
む、ベッドのシーツに血ついとりますやん
あれ乾いてるぽいな、洗うのが大変だなこりゃ
ふと、机を見ると風呂敷が置いてある
結ばれてて、中に何が入ってるのかわからない
...ふむ、まぁ大体わかったぞ
堀「あの、どうして来たんですか」
顔だけをこちらに向けて話す堀川くん
『どうしてってそりゃ、あなたを助けt...うわぁ!!』
私は再び服の裾を爪先で踏んでしまう
正面から落ちるパティーン
これ痛いやつ
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三日月(プロフ) - 小雪さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張ります (2018年3月7日 2時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 一作目から読みました!凄く面白かったです!これからも更新頑張ってください! (2018年3月6日 23時) (レス) id: 612f41b6ea (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 孤縷さん» コメントありがとうございます!これからも更新頑張っていきます (2018年3月6日 3時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
孤縷 - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってくださいね (2018年3月6日 1時) (レス) id: 6e76e80232 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 白猫さん» 指摘していただきありがとうございます!勢いで打ち込んでるので…ミスばかりですみませんm(__)m気をつけます (2018年3月5日 19時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三日月 | 作成日時:2018年3月5日 15時