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118話 談 ページ26

しばらく沈黙が続く


一「ぷっ、ははは!冗談ですよ!
名前を名乗っていけないのは知ってます

わざと言わせようとしたら起きるかなと思ったので

ご無礼を」


一期さんがニコニコした顔で頭を下げる
こんにゃろ、また寿命縮んだじゃんか!!


『本当に反省してるんですか。まじで怖かったんだけど』

私は声色を低くして話す


一「あまりにも気持ち良さそうに寝てるので、悪戯心が働いてしまいました」

そんな真顔で言わんといて
そんな驚きするのはあの鶴でいいんだよ


私は扉を開けて部屋から出て、粟田口の皆がいるところに向かう


『てか、廊下で寝てたって何ですか。私たしか堀川くんの部屋に...』

あっくんがいたので側に行く


一「堀川国広の部屋ですか?あそこは誰も近寄りませんのに、どうして」


一期さんが後ろからついてきて、私はあっくんの背中に密着する

あ、落ち着くわ


『決まってるじゃないですか!手入れして、元気になってもらうんですよ』


一「...正気ですか」


一期さんが深刻そうな顔をする


薬「む、大将堀川の部屋に行ったのか」

薬研くんが内番服で横に座る


あっくんはもう慣れたのか私に抱きつかれたまま弟達の相手をしていた


『行っちゃまずかった?』


薬「いや、ちとあそこは異妙な空気醸し出してるからなぁ。
よく行けたな大将」

メガネを掛けなおす薬研くん

やだもうその仕草たまんねぇよ


『ご飯食べてないらしいし、会ったこともないから...
事情は知ってるけど放っておけないし』


悩んでいると、


前「…堀川さんは、和泉守さんが折れてしまったとき、ずっと地面に突っ伏していました…

声を掛けようか迷ったのですが...」


前田くんが眉を垂れてしょんぼりする

その時一緒に出陣していた一振りだったのか



『前田くんのせいじゃないよ。これは誰も責めることはできない

だから...主として、私が行くしかない!と、思います』


私は意味もわからない意地をみせる


厚「大将、俺たちが帰ってきたときそこに行ってたのかよ
次は俺も一緒に行く」

あっくんが顔だけこちらに向けてくる
私はその頬をつつく


『だめ。あっくんに何かあったら大変だもの
私にはこの短刀がいるからね!大丈夫!」


そーかよ、とあっくんは拗ねたらしく頬を膨らませている

可愛か

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設定タグ:刀剣乱舞 , ブラック本丸 , ピチピチの18歳   
作品ジャンル:アニメ
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三日月(プロフ) - 小雪さん» コメントありがとうございます!嬉しいです!これからも頑張ります (2018年3月7日 2時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 一作目から読みました!凄く面白かったです!これからも更新頑張ってください! (2018年3月6日 23時) (レス) id: 612f41b6ea (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 孤縷さん» コメントありがとうございます!これからも更新頑張っていきます (2018年3月6日 3時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)
孤縷 - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってくださいね (2018年3月6日 1時) (レス) id: 6e76e80232 (このIDを非表示/違反報告)
三日月(プロフ) - 白猫さん» 指摘していただきありがとうございます!勢いで打ち込んでるので…ミスばかりですみませんm(__)m気をつけます (2018年3月5日 19時) (レス) id: c401050206 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三日月 | 作成日時:2018年3月5日 15時

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