【刀剣乱舞】役人さんの諸事情 (ページ27)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:100,827 hit

２５話偵察ページ27

『へ、明日から偵察ですか？』

電話や声が鳴り響く中で拍子抜けた声が出た

髑「俺が担当だったんだが、別の仕事が入っちまってなぁ…
花恋は本丸が忙しいし、紅葉は明日会談があるらしくてさ」

それでどちらかというと暇という私に頼んできたわけか
いや、暇ではないんだけどね？

『えぇー…その偵察って私だけですか？』

髑「まぁ…そうなる」

一人かぁ…んーどうしよう

髑「頼む！今度好きなもん奢るから！」

夜髑さんが両手を前に合わせる

『…一つ以上奢ってくださるなら行ってやっても構いませんよ？』

髑「もちろん！」

…仕方ないな

夜髑さんから書類を貰い、ある程度の話を聞いた

夜髑さんの担当する審神者の知り合いがずっと行方不明？らしい
連絡も一ヶ月以上きてないらしく、演戦でも姿を見ないという

これうちらの仕事かなー？て思ったけど、偵察が比較的うまいこの部署に回ってきたらしい

髑「ある程度の期間いてもらうから、お前は研修中の審神者って設定でいくぞ」

『け、研修中…』

髑「まだ何も分かってないんだ。このヘアピンに盗聴機入れておいたから、肌身欠かさず付けておけ」

そう言われ、金色の綺麗なヘアピンをもらった

え、こんな細いやつに盗聴機入ってんの？
これ作った人天才か！？

髑「あとお面は不気味に思われるから、眼帯していけ」

そう言われて、眼帯を渡される

さすがに全部はさらけ出せないからね！

『…連絡手段はないんですか？』

髑「その本丸にこんのすけがいるから、審神者部屋のみで連絡をとれ
不審がられたり襲われたりしたらすぐに連絡しろ」

『へーい』