21話 兄弟 ページ23
厨について扉をあける
ガラッ
『こんにちはー』
燭「ん?ああ、役人さん!来てくれたんだね」
野菜を切ってる燭台切と大倶利伽羅がいた
審「ん...この匂いは、もしやカレー?」
審神者ちゃんが鼻をクンカクンカして近づく
燭「そうだよ!おかずは主の好きなものにしようって伽羅ちゃんが」
伽「おい」
ニコニコしながら話す燭台切を横で大倶利伽羅がすごい目で睨んでる
審「え、嬉しいわ!ありがと大倶利伽羅〜」
伽「...別に」
もう、ツンデレなんだから
この光景を見てると和む
ツンツンな大倶利伽羅がこの本丸ではデレがつくんだぜ?
思わず微笑んで見てしまう
好きなおかずで喜ぶ審神者ちゃんも、まだまだ子供ね
そこが可愛いのだけれども
伽「なに笑ってるんだキツネ女」
『誰がキツネだ』
大倶利伽羅のこーゆーところはちょっと可愛くないけど
ヤンキーみたいなあんたが言うな。伽羅ちゃんって呼ぶぞ
それから他の箇所にも行って会話をした
比較的この本丸はとても良好だ
みんな仲が良いしツンツンなキャラにも必ずデレがついている
審神者ちゃん凄いわ
玄関に行き、靴を履いてるとき
肩をツンツンと叩かれる
薬「なぁ、ちょっといいか」
『どうしました?』
薬研が少し目線をずらして話す
薬「その...乱だが、あまり詮索とかはしないでくれ
違う本丸の乱でも、性格は一緒だと思うからな」
なんだそんなことか
『ご安心を。私もあまり詮索するのは好きではないのでね
ただ側においているだけですから』
そう言うと、薬研は少しホッとする
兄弟愛っていうの。良いねぇ
ここの本丸の乱ちゃんはくっっそ元気だものね
そうして審神者ちゃんの本丸から離れて職場に戻る
懐にある短刀は何も反応がない
...いつか顕現する日がくると良いんだけど
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作者名:三日月 | 作成日時:2018年8月9日 22時