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47話 顕現 ページ49

〜夜髑side〜

黒狐と別れて俺たちは白狐のいる方へと向かっていた


見通しの良い廊下に刀剣男士がちょこちょこいる
反対側の廊下を通り、玄関へと足を踏み出した



その時、ピピッと白狐から連絡がきた


髑「白狐、どうした?」

『黒帯!今すぐ黒狐のほうへ向かって下さい!!』

返事をすると、慌ただしい声が耳に入ってきた


どういうことだ?


『完全にハメられました!犯人は一振り目の方です!!』


それを聞いた瞬間、勝手に手が動いていた


緊急事態の合図を出し、至急黒狐班の方へ向かうよう支持する

ハットも嘘だろ!?という感じだ



この本丸は廊下がたくさんあって良かった

あまり大事にすると、他の刀剣男士まで参戦する場合がある


白狐もひと通りのない廊下から来ているはずだ


とりあえず、今は鶴丸を止めないと





例の部屋に向かう廊下に入ったとき

奥の方から激しい音が聞こえてきた




ガシャンッ!!!!





髑「なんだ今の音は…!!」


音のした方へ向かうと、部屋の襖がバキバキに割れており、何もない広い部屋の中に二人の刀剣男士がいた




あの脇差、癖のある襟足、かつて花恋と共に滅びた刀剣男士



髑「…堀川国広…!?」



絵の具のような淡い水色の瞳がギラギラと鶴丸を鋭く睨みつけていた

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作者名:三日月 | 作成日時:2018年8月9日 22時

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