Don't forget me【岸優太】

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〜♪





アラームで目が覚めた。





9時だ、こんなに遅くに起きたのは久しぶり。





12時から面会時間だからそれに間に合うように病院に向かう。





11時半くらいに出れば大丈夫かなー、





そんなことを考えながらやることを済ませていった。





.





11時半になって家を出て、テキトーに
タクシーを拾って病院へ向かった。





まだ病院に着くまでは時間がかかるのに
すごいドキドキしてる。





心臓がばくばく言ってる。





治まれ、と願い右手を心臓にあてる。





深い深呼吸をして落ち着かせようとしたけど
心臓のばくばくは止まらない。





運「着きましたよ。」





「ありがとうございます、」





ひとつお礼を言ってタクシーを降りる。





人目につかない出入口から入れてもらい、岸くんの病室へ向かう。





605号室...605号室...





あ、あった。





一度この病室には来たけど、病院が大きすぎて迷子になりそうになる。





ｺﾝｺﾝｺﾝ





ｶﾞﾗｯ





海「おー！紫耀！」





みんな揃っていて俺が最後だった。





「おまたせおまたせー。」





俺が椅子に座ってから少しの沈黙が流れる。





優「っあのさ、、話してもいい...？」





勇「うん、聞かせて、？」





優「おれ、おれね？」

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