理想の私 ページ3
神様とのお話を終えて机の上を見ると神様が言った通り紙が1枚置かれていた
……え、少なくない?異世界で生きる術これだけ?結局ほぼ何も聞いてないから今の状況すらよくわかってないんだが?
なにはともあれ、興奮しすぎて逆に冷静になってきたので1枚の紙に目を通す
貴「1.藍原A 2.帝光中1年 3.かわいい7:きれい3………いや懐かしっ!てかこれ私の固定夢主の設定じゃん!!!恥ずかしい!!!」
当時の私の願望完全再現の若干黒歴史な説明書によると、入学式は明日。今は午前9時…つまりまだ丸々1日ある。
親は当時の私がいなくていい派だったので海外で仕事してる設定らしく一人暮らし。この広い一軒家に中学生が……はぁ。
で、キャラとのつながりは今は一切ないらしい。
…なるほどね。つまりつながりを先に作っとくとしたら今日…!!!
貴「……あ!!!!!」
冷静になりすぎて大事なことを忘れていた。
私の容姿………!!!!!!!
急いで部屋の隅にあった全身鏡を見つけて前に立つ
貴「…最高にかわいい…………」
思わずそう呟くほど、文句なしで完璧な美少女だった
中学の頃の私……!センス良………!!
鏡の中にはあの頃下手なイラストでは表現しきれなかった私の全ての理想を兼ね備えた美少女…!!!!
自分のこと見て可愛い…って呟いてるアホ面すら可愛い!!どこから見てもかわいい!!!これはまさしくすれ違った100人中120人が振り向くレベル…っ!!!!!
初期装備の白い無地Tシャツにショートパンツでも充分すぎる可愛さ…むしろスタイルの良さが際立つ…
……現実なら男(しかもイケメン)と自ら繋がりを持ちに行くなんてことできなかったけど…これなら怖いものなんて何もない!!!レッツ世界!!!!!!
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作者名:hamo | 作成日時:2020年9月21日 23時