花火の音 ページ13
学パロ
.
隣の家に住んでいる幼なじみの淳太とは
小さい頃からいつも一緒にいた
やからしょうもないことで
いっぱい喧嘩もしたし
好きな子が被った時なんかは
足の引っ張り合いで
ほんまにみっともなかった
そんで高校も同じなって
｢またお前とか！｣｢こっちのセリフや！｣
なんて
笑いながら言い合って
そんで、そんな日々の中で俺は……
俺は淳太に対する自分の気持ちに
気づいてしまった
.
.
｢今年も花火大会行くやろ？｣
夏休み真っ只中
ミンミンとなく蝉のうるささに
夏を感じながら
相変わらず俺の部屋に集まっている
いつものメンバーに
そんなことを尋ねてみた
｢俺彼女と行くからパス｣
｢お前彼女おらんやろ｣
漫画を読みながらそう俺に返す照史に
間髪でツッコむ
そうすると照史は豪快に笑いながら
｢うん、行く行く｣と呟いた
｢お前らは？｣
｢崇裕もどうせ暇やろ
参加な｣
｢決めつけんなや！暇やけど｣
｢流星は？おーい、流星〜｣
｢……
ごめん寝てた｣
｢じゃあ問答無用で参加やな
神ちゃんと望どうするやろ？｣
｢いや、2人なら来てくれるはず｣
そう根拠の無い確信をしながら
2人に一応メッセージを入れとく
そうしたらすぐにどちらからも
｢行く｣と返事がきた
なんやねん、暇かよ
でもコイツらとまた夏祭り行けんの
楽しみやな、ぶっちゃけ
そう思っていた時、
｢ごめんしげ
俺、先約ある｣
そんな淳太の返事に
食べていたアイスを床に落としてしまった
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蒼乃碧(プロフ) - 早速リクエストに応えて下さり、ありがとうございます！お玉持って泣いてる淳太可愛い過ぎます😍😍😍素敵なお話をありがとうございました！ (2022年8月9日 0時) (
レス) @page10 id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
蒼乃碧(プロフ) - 初めまして！リクエストお願いします。お互いがバドとかみしげにヤキモチ妬くお話が読みたいです！よろしくお願いします🥺 (2022年8月8日 5時) (レス) id: b2e7866667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うーか | 作成日時：2022年5月8日 2時
