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「ふぁあ〜」
最悪、寝不足や
ふらつく体を何とか支えて
会社にたどり着く
先輩に " しょうもない映画とか見て
寝不足なんやろ " とか
わけわからん決めつけされたけど
普通にちゃうわ
「おっはー」
「うわあっ?!!!
……ってなんや
小瀧か…」
「なんやってなんやねん」
まぁ小瀧で良かった…
そう一安心して
周りをキョロキョロと確かめる
生憎まだ部長は来てないようで
少し安心した
やって今部長の顔みてしまったら俺…
「おはよう、重岡」
「おはようございま…
……
…………中間部長?!!!」
「朝から元気やな」
ってそう思ってる間に
本人登場
バランスを崩したのにこけなかった俺を
誰か褒めて欲しい
「…えっと…
……き、今日もええ天気ですね…」
「?そう?
ちょっと曇ってるけど」
俺のアホー!
動揺しすぎて変な話題
出してもうた
…ていうか部長は昨日のこと
気にしてないんかな…
っていうか俺
めちゃめちゃ失礼なことした
あ、謝らな…
「あの、昨日のことなんですけど…」
「あ、ごめん重岡
呼ばれたからちょっと行くな」
「え、そ、ですか…」
去っていく部長の後ろ姿を
見つめていると
少し遠くから俺らのやり取りを見ていた小瀧が
「お前ビビりすぎ」なんて
おちょくってきた
いや、そうやないねん…
それよりももっと…あー!!!
朝から疲れてしまって
なんとかデスクにつくと
またもや前と同じ
見慣れない付箋が1つ
" 今日仕事終わったらすぐ
あの店に来て "
……
いや、難易度高いっすわ
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作者名:うーか | 作成日時:2021年11月22日 0時