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村上宗隆 ページ41

A「村上〜!頑張れー!」


特守を受けていたら僕の大好きな声が聞こえた
同じクラスの向井A
番号が前後だから入学してからすぐに仲良くなった


『宗ー!気ぃ抜くなよ!!』


鬼監督からの怒声を浴びながら
なんとか今日の練習が終わった
ヘトヘトになりながら帰ると門には見慣れた姿


A「ん、お疲れ様」


村上『ありがとう』


A「村上本当に頑張ってるよね」


彼女は元々、陸上部で全国大会に行くほど活躍していた
それを気に食わなかった同級生に嫌がらせを受けていた

ある時その嫌がらせをしていた奴に階段から
突き落とされてその時に足を怪我してしまって辞めた


村上『なぁ、陸上戻らないの?』


A「走ることは好き。だけどもうやらない」


村上『そっか…ごめん』


A「村上は悪くないよ。謝らないで」


Aはニコニコしながら言ってきた
いつも太陽みたいな笑顔に救われてるような気がした

そんなある日、怪我させた奴にAが呼び出しをされていた
少し罪悪感があるけどひっそりと後をつけた
屋上に着いて僕は踊り場にこっそり隠れて聞いていた


A「で、何」


『あんた村上のこと好きなの?』


A「…だから何?」


『何よその態度!答えなさいよ!』


A「はぁ…だるっ。お前マジ面倒臭い」


揉めるような声が聞こえたので振り返ると
呼び出した奴がAの背中を強く押していた

またあの時みたいになると思い
落ちてくるAを抱き止めた


村上『大丈夫か?』


A「大丈夫…じゃなくて村上は?怪我ない?」


村上『僕は大丈夫だから』


Aをそのまま抱きかかえて
保健室に行こうとしたが呼び止められた

だけど好きでもない人には興味無いから
Aを運んで保健室に行った

あいにく保健室の先生が不在だったから
ベットの上に降ろした


A「村上、…ありがとう。助けてくれて」


村上『ううん。怪我しなくて良かったよ』


A「ねぇ…私の事好きなの?」


突然そう聞いてきた。
そうだよって答えるとそっかーと返してきた


村上『Aは?返事ちょうだい』


A「言わないとダメ?」


村上『…言って欲しいな!』


Aは顔をさらに赤くさせて
僕の顔を真っ直ぐな目で見てきた


A「…私も好き!付き合って」


そう言うとAは僕のネクタイを引っ張って
そのままキスをしてきた

オレンジ色の夕陽が射し込む保健室
笑顔が似合う大好きな人と僕の初恋が実りました

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みなみ - リクエストに答えて頂きありがとうございました。キュンとしました! (5月19日 21時) (レス) id: 07bd7ac770 (このIDを非表示/違反報告)
S - リクエスト答えていただきありがとうございます!何回も読み直してキュンキュンしてます^^これからも更新楽しみにしてます! (5月10日 23時) (レス) id: 58a812e339 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっか(プロフ) - Mさん» いえいえ!こちらこそリクエストありがとうございました!またよろしくお願い致します(^ ^) (5月10日 22時) (レス) id: 5406019e07 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっか(プロフ) - 燕雪さん» いえ!またリクエストありがとうございました!短くなってしまったので申し訳ないです(´;ω;`) (5月10日 22時) (レス) id: 5406019e07 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました!とてもキュンキュンさせて頂きました!またリクエストする際はよろしくお願いします! (5月9日 16時) (レス) @page45 id: 12bc3fbac6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっか | 作成日時:2019年6月14日 1時

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