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川端慎吾 荒木貴裕 ページ38

-川端side-





試合終わりに貴ちゃんと帰ってる時
女の子の泣いてる声が聞こえた





川端『え、なんか聞こえへん?』




荒木『…お化けじゃないよね?』




川端『ちょっ!怖い事言わんといて〜』





声が聞こえる方にゆっくり近づいてみると
ヤクルトのユニを着た小さな女の子が
しゃがみこんでいた


どっちが声掛けるかジャンケンで決めた
そしたら負けた僕が声を掛けることになった





川端『……こんばんは!』





声を掛けたら女の子は振り向いて
僕に抱き着いてきた


びっくりしたけど抱き止めて抱っこした
5歳ぐらいの女の子で名前は?って聞くと
Aと言ってきた





荒木『Aちゃん、お家の人は?』




A「パパとママにバイバイされちゃった…」





荒木『は、えっ?』





川端『捨てたってことなのか…?』






よくよく身体を見たら痣とか火傷の痕があった
こんな小さな身体に大の大人が暴力を振るって
いたと思うと心苦しくなった





川端『貴ちゃん…僕達で引き取ろうや』





荒木『それしかないよな…』





この子を何としても守ると貴ちゃんと誓った
Aちゃんは貴ちゃんの家で過ごしている


時々僕が貴ちゃんの家に行って泊まって仲良く3人でゲームで遊んだりして過ごしていた


遠征の時は一緒に連れて行ってマネージャーに
預けて面倒を見てもらってる






川端『A、良い子にしてるんだよ?』






A「うん!いい子にしてる!」






荒木『じゃあ、貴にぃにとも約束!』





小さな小指で指切りげんまんを僕と貴ちゃんとした
この日の試合はどうしても勝ちたかった
それはAの6回目の誕生日だったから





川端『ホームランもし打てたら…』





マネ『もちろん!川端さんと荒木さんの回収します!』





荒木『さすが分かってらっしゃる…!』





その日の試合に僕と貴ちゃんはホームランを打って
ホームランボールをAにプレゼントした





A「にぃに達、ありがとう!」





Aは貰ったホームランボールを
嬉しい顔をして大事そうに抱えていた





A「わたし、大きくなったら2人とけっこんする!」





荒木『可愛いな〜よし、大人になるまで待ってる』





川端『僕も待ってるからね』






A「じゃあ、やくそくの!」






Aは小指を出してきたから
僕と貴ちゃんは小指を出して約束の指切りげんまんをした
これからの成長が楽しみになってきた



-燕雪さんリクエスト-

山田哲人→←リクエスト



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みなみ - リクエストに答えて頂きありがとうございました。キュンとしました! (5月19日 21時) (レス) id: 07bd7ac770 (このIDを非表示/違反報告)
S - リクエスト答えていただきありがとうございます!何回も読み直してキュンキュンしてます^^これからも更新楽しみにしてます! (5月10日 23時) (レス) id: 58a812e339 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっか(プロフ) - Mさん» いえいえ!こちらこそリクエストありがとうございました!またよろしくお願い致します(^ ^) (5月10日 22時) (レス) id: 5406019e07 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっか(プロフ) - 燕雪さん» いえ!またリクエストありがとうございました!短くなってしまったので申し訳ないです(´;ω;`) (5月10日 22時) (レス) id: 5406019e07 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました!とてもキュンキュンさせて頂きました!またリクエストする際はよろしくお願いします! (5月9日 16時) (レス) @page45 id: 12bc3fbac6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっか | 作成日時:2019年6月14日 1時

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