検索窓
今日:12 hit、昨日:6 hit、合計:58,868 hit

荒木貴裕 ページ27

A「だから友達だってば!」

荒木『証拠は?』



私の彼氏は1回でも連絡を返さなかったらうるさい
すぐに浮気を疑ってくるけど実際にしてないから
浮気じゃないと分かったら甘えてくる


でも、最近は頻繁に疑ってくるようになった
仕事終わりでヘトヘトになってる時に
いつものように疑ってきたから少し怒った
そしたら彼は豹変した


緑のラバランプを壁に投げつけて割った
ガラスの破片を持って私の顔に押し付けてきた
持っていない方の手で髪の毛を掴んできた



荒木『俺はお前の事愛してるのに…』

A「痛っ!やめて!」

荒木『他の男と話すなって言ったよね?』



彼が見してきたのは
営業で先輩と歩いている所の写真だった
違うと弁解をしようとしたら



荒木『次話したらどうなるか分かるよね?』

A「はい…気をつけます…」



豹変した日から私は男性の人と話すのはやめた
上司に事情を話したら何故か納得してくれて
会社のメールで業務連絡を取るようになった


そんなある日、同期の慎吾くんと
偶然にも社内で会った。
久しぶりの再会だから話し込んでいたら
鋭い視線を感じた…振り向くと誰も居なかった



川端『どうしたん?』

A「いや…大丈夫!」



慎吾くんは不思議そうな顔をしたけど
また会おうねって約束をしてきた
何だか家に帰るのが苦痛すぎてつい
慎吾くんの腕を掴んでしまった



A「慎吾くん、あの…っ『何してんの?』」

川端『誰?』

A「貴裕くん…っ」



彼は凄い形相で私の胸倉を掴んできた
慎吾くんが止めに入ろうとしたら
彼は慎吾くんのお腹を蹴った


慎吾くんの助けをしようとしたら
左腕を掴まれて引き離されて
どこかへ連れて行かれた


使っていない会議室の扉を開けて
私をそのまま机に押し倒した



荒木『お前また裏切る気なの?』

A「違っ…!」

荒木『ねぇ、そんなに俺以外の男が良いの?』



彼は私の首を絞めてきた
必死に抵抗をするが男の人の力には勝てない
意識が朦朧としている時に見えた彼の表情は
いつもと変わらない笑顔だった


目が覚めるといつもの天井が見えた
起き上がろうとしたら首に鎖が繋がっていた



荒木『起きた?』

A「貴裕くん…何これ」

荒木『もう2度と逃げないようにね』



にこやかに笑う彼の瞳の奥は笑っていなかった
私は彼の鳥籠から逃げれなくなってしまった…




-コトさんリクエスト-

川端慎吾→←原樹理



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
90人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みなみ - リクエストに答えて頂きありがとうございました。キュンとしました! (5月19日 21時) (レス) id: 07bd7ac770 (このIDを非表示/違反報告)
S - リクエスト答えていただきありがとうございます!何回も読み直してキュンキュンしてます^^これからも更新楽しみにしてます! (5月10日 23時) (レス) id: 58a812e339 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっか(プロフ) - Mさん» いえいえ!こちらこそリクエストありがとうございました!またよろしくお願い致します(^ ^) (5月10日 22時) (レス) id: 5406019e07 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっか(プロフ) - 燕雪さん» いえ!またリクエストありがとうございました!短くなってしまったので申し訳ないです(´;ω;`) (5月10日 22時) (レス) id: 5406019e07 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました!とてもキュンキュンさせて頂きました!またリクエストする際はよろしくお願いします! (5月9日 16時) (レス) @page45 id: 12bc3fbac6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆっか | 作成日時:2019年6月14日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。