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A｢兄貴に関係ない！｣
そう怒鳴ってAはバックを持って
自分の部屋に引きこもってしまった
その時に1枚の紙切れが落ちていた
山田『…これか』
その紙切れには酷い内容が書かれていた
ホンマに女の嫉妬は醜いなと思った
次の日、朝練が終わってAの
クラスに行って教壇の前に立った
A｢兄貴？｣
山田『おい、俺の大事な
妹を傷付けた醜い女は誰や』
紙切れを見せるとクラスはザワザワし始めた
すると端の方にいた派手な女グループが焦っていた
山田『お前らなんやな』
【違っ…違います！】
【私たちじゃないです！】
見たことあるやつだなと思ったら
昨日Aと一緒に居た奴らだった
こいつらに脅されていたのか
山田『何の為にAを脅してたんや…
Aは大事な時期なのにお前らのせいで』
A｢兄貴やめて！｣
Aは俺の腕を掴んで教室から出ようと引きずってきた
でも、俺はAの右腕のシャツを捲り上げた
そこには痛々しい痣や傷が残っていた
【うわっ…あんなことしてたのかよ】
【自分がレギュラー入れないからって
当たり付けるとか最低だな】
【山田さん可哀想…】
そんな声が沢山聞こえたが
俺は教卓を蹴ってしまった
山田『お前ら見て見ぬふりしてたんやろ…
お前らの方こそ最低やぞ』
A｢兄貴っ…やめて…っ｣
山田『お前らにとってはただの友達やけど
俺にとっては大事な家族…大事な妹なんや
だから傷付けたやつは許さへん』
Aは下を向いて泣いていた
凍りついた教室からAを抱えて出て行った
山田『お兄ちゃんやらかしちゃったなぁ…』
A｢お兄ちゃん…｣
山田『ん？』
A｢ありがと｣
保健室に行く道中でそんなことを言われた
久しぶりにお兄ちゃんと呼ばれたので嬉しかった
山田『野球部のマネージャー
居らんから野球部に来る？』
A｢お兄ちゃん居るからなぁ…｣
山田『え、嫌なん？』
A｢嫌ちゃうよ…バレー部辞めて
野球部のマネージャーになるよ！｣
山田『嬉しいわ…！』
Aはその後
本当にバレー部を辞めて
野球部のマネージャーなりました
山田『妹に手出さないでくださいね！』
A｢兄貴うっさい！｣
山田『やっぱツンツンしてる方が可愛い』
A｢兄貴キモい｣
-ミルキーさんリクエスト-
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みなみ - リクエストに答えて頂きありがとうございました。キュンとしました！ (5月19日 21時) (
レス) id: 07bd7ac770 (このIDを非表示/違反報告)
S - リクエスト答えていただきありがとうございます！何回も読み直してキュンキュンしてます^^これからも更新楽しみにしてます！ (5月10日 23時) (レス) id: 58a812e339 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっか(プロフ) - Mさん» いえいえ！こちらこそリクエストありがとうございました！またよろしくお願い致します(^ ^) (5月10日 22時) (レス) id: 5406019e07 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっか(プロフ) - 燕雪さん» いえ！またリクエストありがとうございました！短くなってしまったので申し訳ないです(´；ω；`) (5月10日 22時) (レス) id: 5406019e07 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました！とてもキュンキュンさせて頂きました！またリクエストする際はよろしくお願いします！ (5月9日 16時) (レス) @page45 id: 12bc3fbac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっか | 作成日時：2019年6月14日 1時
