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日に日に忙しくなる信ちゃんは最近は寝るためだけに帰ってくる日々。
夜遅くに帰ってくる信ちゃんをちゃんとリビングで待っていたい。
おかえりって笑顔で言って、ただいまって、くしゃってした笑顔で言って欲しい。
前に夜中に帰ってきた信ちゃんをリビングで待っていたら、「お前こんな時間まで何で起きてんねん！はよ寝ろ！」って真夜中に怒られた
夜更かししてたわけじゃないよ。信ちゃんを待ってたんだよ。
そう言いたかったけど、「眠れなくて…」って誤魔化した。
それから私は信ちゃんを待たなくなった。
たまにベッドの中で寝たフリをしながら信ちゃんを待っていると、信ちゃんは私の寝室まで静かに入ってきて頭を優しく撫でてくれる。
生活サイクルが違うからという理由で、寝室がいつの間にか別々になって
最後に一緒のベッドで寝た日なんてもう覚えてない。
「…もう、好きちゃうんかな」
20代の若い女の子の方が、信ちゃんは好きなのかな。
続く (更新停止中)
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作者名：ゆか
| 作成日時：2020年3月18日 23時
