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今日は運命の土曜日。
日向くんと影山くんの運命の出会い試合。
残念ながら私は先生のパシリで職員室で作業中。
今頃やってんだろーな。見たいな。
んぬぅぅぅー!!!!!
「武ちゃんのバカ!!」
武田「中橋さんが何でもやるって言ったから」
「くっそー!!」
あの時の自分ぶっ飛ばしたい。
武田「バレー部のためです。頑張りましょう」
「どうしてそんなに真面目なの武ちゃん」
武田「真面目ですか?僕」
「うん。わたしから見たらクソ真面目」
武田「確かに勉強ばかりやって来ましたからね」
「気持ち悪い」
武田「単刀直入にものを言いますね(笑)」
「私の長所」
武田「でも中橋さんも頭良いですよね」
「進学クラスなだけだよ」
武田「国語いつも満点じゃないですか」
「武ちゃんの問題が簡単なんだよ」
武田「一般クラスの子も同じ問題なので」
「あのテストで赤点がいると思うと鳥肌が立つ(笑)」
武田「田中くんと西谷くんに謝りましょうね」
「まじか」
武田「でも中橋さんはルールもわからない僕に優しく教えてくれるので感謝してますよ」
「武ちゃんオドオドしてたし責任感じちゃってたから」
と言うと目を潤ませてる武ちゃん。
「ちょっと!!!!武ちゃん泣かないで!!!!」
『こらー!!(人1)!武田先生泣かせるな!』
と、仲のいい先生に怒られました(笑)
武田「あ!そろそろ部活戻っていいですよ」
「まじ!?」
武田「手伝ってくださってありがとうございました」
「いいえ。じゃあ!後で来てね」
武田「はい」
さぁ。試合の結果はどうなったかなぁ...
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作者名:らいらい☆ | 作成日時:2016年10月22日 20時