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『きし、ゆーた?』
聞いたことない名前を言われ、首をかしげる。
「えー!知らないの?!あの岸優太君だよ?!」
『ごめん...知らない..』
「しょうがないなぁ...よし、よーく聞いてなさいよ!」
ただいまジャニーズのお勉強中
私ジャニーズとか疎いんです...
「じゃあ、この歌知ってるっしょ?」
『うーーん...』
「え、マジで言ってる?!平野紫耀君が出てるドラマの主題歌なんだけど。」
『わかりません...』
私に真剣に語ってるのは親友の笑夢
「Aのタイプ的に好きそうなのは岸優太君だと思うんだけどなー」
『はぁ...』
笑夢はそういって写真を見せてくる
『...この人がきしゆーた?』
「そうそう!笑顔可愛いっしょ?絶対ハマるから!」
『そうなのかなぁ...』
たしかに笑顔はステキな人
だけど、全然知らない人だからなぁ...
「雑誌貸すよ!ちなみにあたしはこの平野紫耀君推しだからねー」
『はぁ...ありがたく借ります』
なんてこったい。
このことが、私の人生に大きくかかわるなんて、知る由もなかった。
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作者名:なみのり | 作成日時:2018年7月23日 22時