あなたが教えてくれた【橙】2 (ページ23)

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橙side

You「グスッ、、、グスッ、、、、」

Aちゃんが泣いてるとこ、初めて見たな、、。

「落ち着いた？」

You「うん。ご、、ごめん、、。ありがとう、、、。」

顔真っ赤になってる、、笑

可愛いな、、、。

「ふふっ。顔真っ赤やで。」

You「え?!」

驚いた顔も可愛いやん、、。

やっぱり好きやな～

「なぁ、Aちゃん。」

You「ん、、、？」

「俺、やっぱりAちゃんのこと好きやわ。大好きやねん！」

こんなこと言ったら迷惑かな、、、？

You「で、、でも私の親、犯罪者なんだよ、、？」

そんなん気にせんでええよ。

「そんなん関係ないよ。確かに親は犯罪者やけど、Aちゃんは何も悪いことしてない心の優しい人やん？俺が好きなんはそんな優しくて可愛いAちゃんやから。」

あれ、、？顔赤くなってる、、？

脈ありやと思ってもええかな、、？

「俺はこの先もAちゃんのそばにいたし、Aちゃんにそばにいて欲しい。」

You「向井さん、、、。」

気づいたら向井さんのことを考えてて、あなたが笑うと私も笑顔になって、あなたの笑顔をずっと見ていたいと思う。

You「わ、、私も、向井さんのことが好きです。、、、、大好きです！」

え、、、？好き、、、？Aちゃんが、、、？俺の事、、、？

「、、、、、、え?!ほ、、ほんまに?!え、、、ほ、、え、、？ほんま?!」

You「ほんまに！笑」

「や、、、、やったーーーーーー！」

You「わっ！笑」

嬉しすぎてAちゃんに抱きついてしまった。

「めっちゃ嬉しい！ありがとう！」

You「こちらこそありがとう。私の事、好きになってくれて。」

「あのさ、、Aって呼び捨てにしてもええ、、？」

You「うん。私も、こ、、康二くん、、って呼んでいいかな、、？」

うわっ、、、。可愛すぎる、、、。

「もちろん!!うわぁ～めっちゃ嬉しい！もう一回言って！お願いっ！」

You「え、、、こ、、、康二くん。」

これは照れるわ、、、笑

「うん！えへへ、なんか照れるな、、笑」

「A、好きやで！」

You「康二くん、好きだよ。」

お互いにそう言って、二人の影が重なった。