番外編:カミングアウト(6) ページ6
「っへぇー!良いじゃん!可愛いし格好いい!!」
少し恥ずかしいなか言ったのが褒めてもらえてうれしい…。
「んじゃあイメージ画像…イメージキャラクター作ろ?
僕のはこんな感じ!」
コクヨウさんは黒髪に黒のパーカーで全体的に黒め。
それに男性設定だからかかっこいい雰囲気もあって素敵だと思った。
うーん、それなら逆に私は女の子っぽくするとか?
「えーっと、それだったら白い髪に白のワンピースとか…。可愛い感じにしたいから花冠つけてもいいかも!それこそイベリスの花とか!」
イラストはあとで丁寧に描くとして。
うん、イメージしたけど結構よさげかも。
「僕アカウント作成してくるねー、アカウント作るだけだから、詳しくは自分で
書いてね?ついでに僕からの簡単な最初の試練(笑)のソフト入れとくから
自己紹介の動画出してから実況してみて!!」
「りょ、了解です!」
プロフィールとか書くのはまあいいけど。
それよりも問題なのは、自己紹介動画かな…。
でもできなきゃ話にならないし、頑張ろう!!
===
「こんにちは、イベリスです!コクヨウさんとシェアハウスさせていただいてます!まだまだなれない点も多いですがよろしくお願いします〜!」
まずは簡単に自己紹介。
って、堅苦しいのかな?これでいいのかよく分からないけど、まあいいか!(
≫おお!
≫もしかしてこの前の子??
「そうですよ〜。今なら答えれる範囲で質問答えます!」
≫趣味は?趣味は?
「えーっと、ボカロ曲聞くのと、絵を描くことと、ゲームと漫画読んだりですかね!」
うーん、まさにオタクって趣味だな、私。
≫彼氏とかいるの?w
≫おお!知りたいw
「単刀直入にいますと、ありません!というか、付き合ったことないです!」
って何言ってんだ私。
まあ何も間違っちゃないけどね。
他にもいくつか質問に答えたりして、自己紹介動画は終わり。
というか、不慣れにも程があったでしょ。うん。
頑張ってこれからなれよう、と視線を落とした先にあったゲーム。
唯さんから試練と言われたゲーム。
しかしホラーゲームだと知って、ひえぇと情けない悲鳴が喉から洩れそうになる。
こ、怖いものは苦手なんだけどな…。
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作者名:常田唯助 x他1人 | 作成日時:2018年10月8日 9時