5話 グミ ページ6
Aside
コンビニに向かって歩きながら、私たちは
ちょっと他愛のない話をしていた。
それでコンビニについたんだけど…
待って新しいグミでてる。めっちゃ美味しそう
私はグミといちごオレとチョコでも
買っておこうと思いながらグミに手を
伸ばしてたら…私のではない手が見えて
思わず隣を見ると、
とてもキラキラした目でグミを見ながら
取ろうとしているモトキくんがいた
モトキくんは私に気づいたらしく思わず
手を後ろに隠していた。
『もしかして、グミ好きなの?』
モ「うん、今日新しいグミがでるって聞いたからコンビニ寄ろうと思って…もしかしてAちゃんもグミが好き…とか?」
何この偶然。めっちゃ嬉しい。
ん?何でこんなに嬉しいんだ??
まあこの気持ちは置いておこう。
『うん、結構好きだよ』
するとはたまた彼は嬉しそうな顔をして
モ「ホント!?じゃあAちゃんも買う?」
と言って彼はグミを2つ持った。
『うん。美味しそうだから買う。』
私はその一つのグミを受け取ろうとしたら
モ「あ、いいよ!俺が払うよ〜」
『え、いやいいよ私が払う。』
モ「遠慮しないで俺に払わせて!」
『いやホントに大丈夫だから…』
でこの言い合いが何分か続いて
私はとうとう懲りた。
でも他のチョコとかは私が払ったよ←
それから私たちはグミを食べながら
帰っていた。
その時間はあっという間に過ぎ、
気づけば私の家についた。
『あ、ここら辺で大丈夫。』
モ「分かった!あのマンション?」
『そうだよ。ここまでありがとね』
と言って私は微笑んだ。
すると彼はみるみると顔が赤くなっていった。
また暑くなったのかな?
モ「え、あ、うん!どういたしまして!
じゃあここで!」
『うん、またね。』
彼はそそくさに帰っていった。
あれ?そこってさっき私たちが通った場所…
もしかして家が逆だったのに送ってくれた
のかな?
それは感謝しないとな…
今度お礼になんかグミをあげようかな。
と思いながら私は自分の家に戻っていった。
モ「あ!?連絡先聞くの忘れた…」
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きち。(プロフ) - モクさん» あやだ嬉しい頑張って投稿するわん (2017年4月7日 21時) (レス) id: 09e7515de0 (このIDを非表示/違反報告)
モク - 天才やな (2017年4月7日 20時) (レス) id: 7f7a6a9e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きち。 | 作成日時:2017年4月7日 16時