はじめまして 2 ページ11
*
麻「今から15分で着くからね〜」
私「はい」
玲「じゃあその間、Aちゃんと
お話してますね」
麻「玲奈が人と話すなんて
珍しいじゃん」
玲「そうですか…？(笑)」
麻「無意識ぼっちか……怖い怖い」
私「………」
玲「あ、ごめんね？Aちゃん。
話そっか！」
私「あ、は、はい」
揺れる車の中
隣に座る玲奈さん。
玲「まず、いい？」
私「はい」
玲「その敬語と…さん付け
やめてほしいなぁ〜」
私「えっ」
玲「いや！嫌ならいいんだけど！
これから一緒に暮らしてく
わけだし…それに……」
私「？」
玲「…な、仲良くなりたいし…///」
私「え、私なんかでいいんですか？」
私がそんなことを言ったら
運転席から
麻「A、玲奈って極度の
人見知りでこんなこと珍しいから
素直に喜んであげて？」
玲「し、篠田さん！余計なこと
言わないで下さいっ///」
麻「はいはい〜」
私「ふふ、篠田さんと玲奈さんは
仲よしなんですね」
麻「とーぜんだよ！
私たちは家族みたいな
もんだからねっ」
その時、心の傷が痛んだ。
"チクリ"と。
私「………家族ですか？」
麻「うん。玲奈は1年前から
一緒にすみ始めたけど
ハウスの皆はもう家族も同然だから」
玲「そうですねっ……って
Aちゃん…？」
私「…………っ……」
ポタリと涙が落ちた。
"家族"
懐かしい響きが
あの日を思い出させる。
お父さん、お母さんっ………。
私「…生きてて、ごめんなさい…！
…生きてて、ごめんなさい…！」
玲「Aちゃん！？」
麻「A？」
止まらない。
止まらないの。
生きてることへの罪悪感。
両親を失った悲しみ。
頬を伝う涙……。
私「うっ…、ぁぁぁ！」
すると
ギュッ
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霞純草 - お話の続きめっちゃ気になります(＞∀＜)更新頑張ってください(´∀`) (2016年4月16日 0時) (
レス) id: 78f0347e32 (このIDを非表示/違反報告)
霞純草 - いえろーちゃんさん» お話の続き気になります！更新頑張ってください(^∀^) (2016年1月9日 2時) (レス) id: 621726a895 (このIDを非表示/違反報告)
憂麗 - とても面白いです！更新頑張ってくださいね♪ (2016年1月6日 20時) (携帯から) (レス) id: 46f413255e (このIDを非表示/違反報告)
裕翔(プロフ) - この小説面白いですね！更新頑張ってください！応援しています (2016年1月4日 17時) (レス) id: e9118cd9cf (このIDを非表示/違反報告)
霞純草 - いえろーちゃんさん» いぇいぇ(^∀^;)2016年も頑張ってください(＾∀＾)ちなみに私も今年受験があります(´･ω･`) (2016年1月1日 4時) (レス) id: 40421004f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ε(も・ω・え)з | 作成日時：2015年12月30日 2時
