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シルクside
＿＿＿＿A…綺麗だ。
ウェディングドレスもなかなか良かったけど、着物もいいな。…うん。色っぽい。可愛い。
絵里｢いつまで見てんの気持ち悪い｣
シルク｢るせぇ｣
絵里｢まあ綺麗だけどね。普段だったら許さないけど、今日は特別。｣
同じテーブルの隣の席の絵里。
ふーん、可愛いとこあるじゃん。
なんて思いながらもまだまだじーっと見てると、ふと一つ一つのテーブルを回っているAと目が合った。
ニコッと微笑まれて、思わずドキ！っとする。
ニヤニヤする口元を隠していると、目の前に誰かが邪魔をするようにそびえ立った。
マサイ｢…おい、色目使うな｣
シルク｢げ、バレたか｣
絵里｢ほら怒られた 笑｣
…やっぱりコイツか。
嫉妬するマサイ。何回見てもおもしれえ。笑
シルク｢いいだろ別に。もう見れねーんだからさ｣
マサイ｢じゃあいいか、ってなるかアホ｣
面白くて笑ってると、｢シルクくんは特別。笑｣とAが笑うから、マサイと俺は、｢おう｣とまたニヤニヤして答えてしまった。
絵里｢キモい！歯食いしばれ！｣
そう言われて、ふと見上げてると、手を振りあげてる絵里。
シルク｢えっ、ちょっと…いってぇ！さっき今日は許すつったじゃん！｣
絵里｢そんなこと言ってない！｣←
ぺけたん｢まあまあ、絵里も落ち着けって笑｣
絵里｢何よ、あんたも打たれたいの？｣←
ぺけたん｢ごめんなさい｣←
＿＿＿＿結婚式でも相変わらず俺らはうるさくて、そんな俺らをニコニコと見てるA。
…こんな笑顔も、これからは会いにくくなって、段々と見辛くなるんだろうな。
ふとそんな考えが過ぎって、悲しくなって。
＿＿＿＿｢シルクくん？｣
気づいたら、また大粒の涙を流していた俺を見て、Aはびっくりした様に俺の名前を呼んだ。
シルク｢ああ、何でもない、ごめん笑｣
モトキ｢皆して泣いちゃって笑 全部絵里のせいかなぁ笑｣
絵里｢なんで私のせいなのよ！笑｣
こんな風に言いながらも、俺の背中を撫でてくれるモトキの優しさに甘えそうになった。
涙を拭いてると、ポンポンっと頭を撫でられて。
＿＿＿＿｢また遊んであげますよ笑 ね、マサイくん？｣
そう言ったAが、あまりにも輝かしかった。
マサイ｢おう、遊んでやる｣
シルク｢お前はいい｣
そう言ったけど｢ありがとう｣と涙が枯れるまで言い続けた俺を、マサイとAはずっと傍で見ていてくれた。
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りら - とても素敵なお話ばかりですが、誤字が多いですね。 (2021年6月4日 21時) (
レス) id: c8c3f0d94f (このIDを非表示/違反報告)
ness(プロフ) - お久しぶりです。grayさんにそんなに辛いことがあったとは、、、。体調は大丈夫ですか？無理をなさらないように。grayさんの書くお話がまた読めることに私自身、すごく歓喜しています。戻ってきて下さり本当にありがとうございます。大好きです。頑張ってください。 (2019年4月3日 17時) (レス) id: 302e75f0db (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃん(プロフ) - お体に無理せずに書いて下さいね！ (2019年4月2日 21時) (レス) id: c0d11f604d (このIDを非表示/違反報告)
もい(プロフ) - お久しぶりです。とても大変な思いをされていたのですね。そんな中、こうして続きを書いてくださること、なんて律儀な方なのだろうと感動しています。ありがとうございます。どうかお身体には気をつけて、無理なさらないでくださいね。gray22さんの作品が大好きです。 (2019年4月2日 15時) (レス) id: 865a9089c2 (このIDを非表示/違反報告)
おさかなマン(プロフ) - この作品のマサイさんがかっこいいのが本当に忘れられなくて、2回目読んでしまいました。かっこよすぎですこれ。大好きですこれ。 (2018年12月15日 23時) (レス) id: 3258402eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gray22
| 作成日時：2017年2月27日 20時
