169話 ページ39
あなたside
＿＿＿＿ご飯代は、ほんの数時間ですっかり打ち解けたぽんりささんの奢りとなった。
2人とも凄く優しくて、こんな女の人になりたいなぁって思わさせられた。
お財布を開けて、｢いやいや、今日は私が｣とお互いに言い合う二つの背中に向かって頭を下げる。
｢今日はありがとうございました！｣
シルク｢俺も男なのに入れてもらっちゃってすいません笑 すげー楽しかったです｣
理沙｢いいえ〜。ほんとに楽しかったね笑 編集楽しみ！｣
美希｢こちらこそありがとうね。可愛い後輩がまた増えて嬉しい！Fischer'sのみんなにも宜しく伝えて！｣
｢わかりました！｣
＿＿＿＿同じタクシーに二人揃って仲良く乗ったぽんりささん。
美希｢はい、これ｣
窓から、みきぽんさんが私にレシートを渡す。
美希｢この裏に、私と理沙さんの連絡先書いてあるから、何かあったらいつでも連絡ちょうだいね？｣
｢えっ、あ、ありがとうございます！｣
理沙｢うん！じゃあまたこんどゆっくり呑もうね！バイバイ！｣
そう言って窓を閉めた二人に手を振ると、
窓から、ほんのり顔を赤くして手を振る二人が見える。
…これでまた一つ、成長出来たかな。
皆さんと、少しずつ仲良くなりたいな。
そういう思いがまた、募った気がした。
＿＿＿＿ふたりを見送った後、｢帰りますか｣とシルクくんが言うから、｢うん｣と名残惜しくその場を去った。
シルクくんの車に乗った瞬間、ピロリンとケータイがLINEの通知を知らせて。
慌てて見ると、マサイくんからだった。
＿＿＿＿マサイ《ごめん、今日は帰れそうにない》
高かったテンションも、その1行でどんと下がる。
もうメーターはマイナス表記。
…帰ったら、マサイくんがいない。
泣きそうになりながら画面を見つめてると、｢どうした？｣とシルクくんが画面を覗く。
シルク｢帰れそうにないって…マサイそんな忙しいのあいつ｣
｢うん、今日の朝言われたんだけど、いざLINEが来るとショックが…｣
シルク｢ははーん｣
マサイくんに《わかった。お仕事頑張ってね》と返信して、ミッキーのスタンプを押すと、
すぐに既読がついて、《ありがとう》という文字に、珍しくニコちゃんマークの絵文字がついて返ってきた。
少しだけ嬉しくて微笑むと、シルクが隣でじゃあ…と口を開いた。
シルク｢Aは今日は俺ん家泊まる！決定！｣
｢…えっ？｣
＿＿＿＿シルク｢元気無さそうだから、今日は俺が元気が出る鍋作ってやるよ｣
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クレラップ - 149話のモトキの対応w (2018年9月23日 23時) (
レス) id: 246ba15d53 (このIDを非表示/違反報告)
aoringoleaf(プロフ) - モトキ最高すぎるw (2017年5月6日 3時) (レス) id: 9145b6e391 (このIDを非表示/違反報告)
gray22(プロフ) - senaさん» 遅れましたありがとうございます！やまかみさんっていうイメージでした笑 勝手に笑 これからも宜しくお願い致しますね！ (2017年1月14日 9時) (レス) id: 11b868ed81 (このIDを非表示/違反報告)
sena - 続編おめでとうございます!!! お気に入り200人突破おめでとうございます!!! これからも、gray22様のペースで頑張ってください(*´`*) “ やまうえ ”だと思ってました..(笑) (2017年1月9日 16時) (レス) id: 337685e465 (このIDを非表示/違反報告)
gray22 - ぬこまろ。@柊樹。さん» ありがとうございます！待ってますよ(^^♪ (2017年1月7日 9時) (レス) id: 11b868ed81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gray22
| 作成日時：2016年12月14日 23時
