159話 ページ28
マサイside
＿＿＿＿あの後、シルクにはきちんと事情を聞かせてもらった。
Aは特に、シルクに告白をされていたから少しびっくりしていたけど、｢Aのこともう諦めたんだ｣とスッキリした笑顔でシルクに言われたものだから、
｢…うん、お幸せに｣と笑顔で返事をしていた。
まあ俺としては複雑な心境だけれど、みんなが笑顔ならそれでいいか。ハッピーエンドか。
そう心に言い聞かせて、2人につられて笑った。
＿＿＿＿一件落着すると、俺らは颯爽と都内の某マンションへ向かった。
Aも俺も眠いのに、シルクに車に連れ込まれながらいやいやついていく。
なぜいやいやでもついて行かないといけないのかというと、
＿＿＿＿実は、今日は前々からシルクがある方とコラボ撮影を予定しているかららしい。
まあ、ある方というのは…
はじめ｢いらっしゃ＿＿＿＿＿＿＿＿うわぁ…｣
このAを見た瞬間目を丸々にして息を飲んだこの人、
日本で最も有名なYouTuberと言っても過言では無い、はじめしゃちょーのこと。
シルク｢久しぶり〜｣
マサイ｢お久しぶりです｣
シルクと俺がそう言っても、はじめくんは俺らが眼中にすら無い。
｢…初めまして｣
はじめ｢え、あ、本物！？…まじか…おお、すげえ｣
はじめくんはAの大ファンらしく、初めて動画に出たその日にTwitterに『Fischer'sと(Aさん)とコラボしたい』とツイートしてしまうほどらしい。
＿＿＿＿…ああ、嫌だ。
…俺としてはなんとも言えない日になりそう。
はじめ｢ああ…どうぞ座って下さい｣
｢…すいません｣
はじめ｢あと…お茶だ！お茶用意します！｣
｢あ、大丈夫です｣
人見知りなAは、はじめくんにペコペコしながら時々俺を振り返って心配そうな顔をする。
＿＿＿＿まあ何でこんな事になったのかと言うと、
はじめくんが、そらちぃがAに惚れてることを嗅ぎつけ、｢Fischer'sに協力するからAさんに1度だけ会わせて！｣とそれを理由にしてAに会いたかったんだとか。
そしてシルクが、｢まあそれならいいよ｣と適当にOKサインを出してしまって、今に至る。
…はじめくんだと断ることができなかったっていうのもあると思うけど。
俺はシルクにグチグチ頭の中で文句を言いながら、Aの隣に座った。
マサイ｢大丈夫？｣
俺が小声でAさんに聞くと、Aさんは横に首を大きく振る。
人見知りなAにはどうもきつい状況らしい。
＿＿馬鹿シルク。
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クレラップ - 149話のモトキの対応w (2018年9月23日 23時) (
レス) id: 246ba15d53 (このIDを非表示/違反報告)
aoringoleaf(プロフ) - モトキ最高すぎるw (2017年5月6日 3時) (レス) id: 9145b6e391 (このIDを非表示/違反報告)
gray22(プロフ) - senaさん» 遅れましたありがとうございます！やまかみさんっていうイメージでした笑 勝手に笑 これからも宜しくお願い致しますね！ (2017年1月14日 9時) (レス) id: 11b868ed81 (このIDを非表示/違反報告)
sena - 続編おめでとうございます!!! お気に入り200人突破おめでとうございます!!! これからも、gray22様のペースで頑張ってください(*´`*) “ やまうえ ”だと思ってました..(笑) (2017年1月9日 16時) (レス) id: 337685e465 (このIDを非表示/違反報告)
gray22 - ぬこまろ。@柊樹。さん» ありがとうございます！待ってますよ(^^♪ (2017年1月7日 9時) (レス) id: 11b868ed81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gray22
| 作成日時：2016年12月14日 23時
