150話 ページ19
あなたside
＿＿＿＿荷物を持ってロビーへ出ると、もう待っていたみんな。
シルク｢お、来た来た。もうチェックアウトしといたから、後は帰るだけな｣
マサイ｢おう、ありがとう｣
ダーマ｢モトキなんでさっきからニヤついてるの？｣
モトキ｢うーんとね｣
モトキくんの口を慌てて塞ぐマサイくん。
ナイスタイミングでした。
マサイ｢………言わないで｣
モトキ｢ふぁいふぁい笑｣
口を塞がれたまま、はいはいとニコニコしながら答えるモトキくん。
可愛いから許します。←
私は恥ずかしさを紛らすためにドアの向こうの雪景色にそっぽを向いた。
＿＿＿＿車の中に乗り込むと、これがまたあっという間で。
寝たりなんだりしてるうちに着いてしまった。
ンダホ｢Aとマサイここで降ろすよー？｣
ンダホくんが振り返って私たちを呼ぶから、私はありがとうとお礼を述べながら降りた。
ンダホ｢…Aちゃんクリスマスデート…楽しんで｣
シルク｢すげー元気無いけど大丈夫か笑｣
こんな感じでみんなに見送られると、私とマサイくんはミニバスの中で帰りもテンションがめっちゃくちゃ高いみんなに手を振った。
＿＿＿＿ミニバスが見えなくなるまで見送ると、さり気なく手を繋がれる。
少し見上げると、未だに見慣れないマサイくんの横顔。
マサイ｢楽しかった｣
｢ね｣
マサイ｢…久しぶりだからな。みんなで集まるの｣
｢すっごい楽しかったよ。ありがとう｣
マサイ｢どういたしまして｣
朝のこともあってか、緊張気味なこの空気感が嫌いじゃなくて、私はぎゅっと繋がれた手に力を込めた。
マサイ｢クリスマスだしイルミネーションにでも行こうかなって。まずはお昼ご飯でも食べる？｣
｢いいね！お腹すいたし、楽しみ｣
マサイくんは、はしゃぐ私を見て良かったと笑った。
私はその笑顔が大好き。
また私をキュンとさせた。
そんなふうに浮かれながら、ピンクの木々が立ち並ぶ通りを手を繋いで歩く。
冷たい真昼の風、そしてマサイくんの息遣いと私の息遣いが、クリスマスの空気に溶けた。
その空間が、たまらなく私には幸せなものだった。
＿＿＿＿マサイ｢ここ、前ンダホと来たんだよね｣
そう言って連れてきてくれたのは、オシャレなイタリアン。
｢ンダホくんと来たって言うだけで美味しそう笑｣
マサイ｢めっちゃ美味しかった笑｣
紳士的なマサイくんにドアを開けてエスコートしてもらいながら、オシャレなイタリアンカフェに足を踏み込んだ。
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クレラップ - 149話のモトキの対応w (2018年9月23日 23時) (
レス) id: 246ba15d53 (このIDを非表示/違反報告)
aoringoleaf(プロフ) - モトキ最高すぎるw (2017年5月6日 3時) (レス) id: 9145b6e391 (このIDを非表示/違反報告)
gray22(プロフ) - senaさん» 遅れましたありがとうございます！やまかみさんっていうイメージでした笑 勝手に笑 これからも宜しくお願い致しますね！ (2017年1月14日 9時) (レス) id: 11b868ed81 (このIDを非表示/違反報告)
sena - 続編おめでとうございます!!! お気に入り200人突破おめでとうございます!!! これからも、gray22様のペースで頑張ってください(*´`*) “ やまうえ ”だと思ってました..(笑) (2017年1月9日 16時) (レス) id: 337685e465 (このIDを非表示/違反報告)
gray22 - ぬこまろ。@柊樹。さん» ありがとうございます！待ってますよ(^^♪ (2017年1月7日 9時) (レス) id: 11b868ed81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gray22
| 作成日時：2016年12月14日 23時
