143話 ページ12
マサイside
＿＿＿＿｢ありがと！｣
そう言って俺に抱きついてきたAが可愛い…可愛過ぎる。
俺の顔がてっぺんまで赤くなっていって、体がカチカチになるのが分かった。
…頑張ってよかった。
心からそう思えて、俺は少しだけ頬を緩ませた。
ぺけたん｢Aも随分積極的になったんだね笑｣
そう言って茶化すぺけたんに、Aは慌てて俺から離れて｢恥ずかしいからやめてよ｣と両手で顔を覆う。
その姿が愛おしくて眺めてると、チラッとAが俺を見て、パチッと目が合った。
互いに顔がまた一段と赤くなる。
それを見たみんなに余計に茶化された。
ダーマ｢お前ら本当に初々しいままだな笑｣
モトキ｢相変わらずだね笑 良いと思うよ｣
ンダホ｢Aちゃん…俺は不安だよ。大人の階段どれくらい上ったの？｣←
｢ちょ、ちょっとンダホくん…｣
マサイ｢お前Aに余計なこと聞くな。ていうかいつ帰ってきたんだよ｣←
ンダホ｢さっき来たの。全部見てたからね！笑
気になったからしょうがないじゃん。Aちゃんのことは俺も気になるのー。
…あ、そうだ。はい、ハンバーガー食べる？｣
マサイ｢…食べるけど｣
ンダホに丸め込まれてムカついたけど、渋々ハンバーガーを受け取る俺。
ンダホ｢はい、Aちゃんも食べる？｣
｢えっ、いいの？｣
ンダホ｢もちろん！いつもの感謝とか何だかんだ言ってたけど、2人とも今日は全部俺の奢りね｣
…へえ。珍しい。
俺は不思議に思いながらもハンバーガーを食べてみると、めちゃくちゃ美味しかった。
マサイ｢めっちゃうまいね、これ｣
｢うん、すっごい美味しい｣
Aはありがとうンダホくん〜と言いながら美味しそうに食べていく。
＿＿＿＿こんなに幸せそうな姿、久しぶりに見たかもしれない。
最近ずっと疲れてたし、心配で仕方なかった。
まあ、元気なら良かった。俺はそれで充分。
Aが元気で隣に居てくれたら、それでもう何もいらないって思えるかな。
＿＿＿＿日が落ちて、大分暗くなってきた。
ご飯を食べた後は、みんなでソリに乗ったりして凄く楽しかった。
Aと雪だるまも作った。
｢マサイくん頭乗っけて！｣
マサイ｢うん、いくよ｣
俺がそーっと崩さないように雪玉を丸めて体に重ねると、ちんまりした小さな雪だるまが出来た。
｢完成！可愛いねこれ｣
そう言いながら無邪気に笑うAさんは、俺にとってはその雪だるまと比べ物にならないほど可愛かった。
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クレラップ - 149話のモトキの対応w (2018年9月23日 23時) (
レス) id: 246ba15d53 (このIDを非表示/違反報告)
aoringoleaf(プロフ) - モトキ最高すぎるw (2017年5月6日 3時) (レス) id: 9145b6e391 (このIDを非表示/違反報告)
gray22(プロフ) - senaさん» 遅れましたありがとうございます！やまかみさんっていうイメージでした笑 勝手に笑 これからも宜しくお願い致しますね！ (2017年1月14日 9時) (レス) id: 11b868ed81 (このIDを非表示/違反報告)
sena - 続編おめでとうございます!!! お気に入り200人突破おめでとうございます!!! これからも、gray22様のペースで頑張ってください(*´`*) “ やまうえ ”だと思ってました..(笑) (2017年1月9日 16時) (レス) id: 337685e465 (このIDを非表示/違反報告)
gray22 - ぬこまろ。@柊樹。さん» ありがとうございます！待ってますよ(^^♪ (2017年1月7日 9時) (レス) id: 11b868ed81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gray22
| 作成日時：2016年12月14日 23時
