47話 ページ3
あなたside
＿＿＿＿数日後
今日は大学も休みだし久しぶりにゆっくり。
そう思って、ケータイを開くと、着信履歴が並んでいた。
シルクくんから。
なんだろう？
不思議に思いながら、折り返しで電話をかけてみた。
｢もしもし｣
シルク『おはよA』
｢うん、おはよう。どうしたの？｣
シルク『うーん、あのさ。まあ、長くなるんだわ。とりあえず家来てくんね？』
＿＿＿＿こんな事をいうシルクくんは珍しい様な気がして、私は急いで家を出た。
＿＿＿＿｢おじゃまします｣
そう言いながら部屋のドアを開けると、
シルク｢よお｣
マサイ｢おはよ｣
シルクくんと、
＿＿＿＿マサイくんもいた。
｢マサイくん…おはよう｣
マサイ｢うん｣
そう言って、マサイくんは私に笑いかけてくれる。
あの日以来会ってなかったから、胸がキュンとした。
まだ恋人っていう感じがしなくて、こうやって当たり前に会うとドキドキする。
シルク｢いや、俺にも構えよ！笑｣
｢あ、ごめんね｣←
シルクくんは、マサイくんの方から事情を説明して、私たちが付き合ってることをこの間知ったばかり。
｢さっき、慌ててたみたいだけど、どうしたの？｣
シルク｢ああ、それが｣
シルクくんは、そこまで言うと、マサイくんをお前から言えよと肘でつついた。
マサイくんは、そうかと言って、私を見つめた。
＿＿＿＿マサイ｢花火の時、結構リスナーの方に見られてたみたいで、ツイッターが結構荒れてるんです｣
その言葉に、私は思わず声が詰まった。
…じゃあつまり、みんなに付き合ってるってバレてるってこと？
私はファンとかいないから全然関係ないけど、マサイくんのファンが何か言ったりするのかなやっぱり。
ていうか、マサイくんに対して凄く迷惑だったかもしれない。
｢…ごめんなさい｣
マサイ｢あっ、いや、Aさんはあの、謝らなくて大丈夫です｣
マサイくんは慌てて私にそう言う。
けど、やっぱり不安。
私が少しうつむくと、シルクくんはまあ、気にしなくで大丈夫だよな、マサイとマサイくんに同意を求めた。
マサイくんはそうそうと頷いてくれる。
シルク｢まあ、俺以外みんなお前らの関係知らねーからさ、
今日これからFischer'sみんな来るから、お前らの口から言ってやって｣
そうだよね、挨拶遅れちゃったし、きちんと言わないと。
マサイ｢多分あいつら応援してくれると思うんで｣
｢…うん｣
＿＿＿＿急に私の胸は騒ぎ出した。
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ゆ - だほちゃん結婚してから読むと、ちょっと胸が痛いですw無理にテンションあげとかないと泣いちゃいそ。 (2020年1月26日 22時) (
レス) id: cc16102f38 (このIDを非表示/違反報告)
出雲 晴留(プロフ) - gray22さん» すみません…最近フィッシャーズ関連見るようになったので、最初の方から見させてもらってます(^o^) 無理はしないでくださいね(￣^￣) これからもドキドキ、そして、感動させてもらいます！(*^◯^*) (2017年1月8日 21時) (レス) id: a897dc61cf (このIDを非表示/違反報告)
gray22(プロフ) - 出雲 晴留さん» 返信遅れました！泣かれたのですか！…嬉しすぎます。そんなに感動して頂けると聞けば、もっと頑張らなくてはと思います。体の心配でもありがとう！頑張ります！ (2017年1月8日 19時) (レス) id: 11b868ed81 (このIDを非表示/違反報告)
gray22(プロフ) - 名無し89569号さん» 細かい分析ありがとうございます！深く読んで頂けてるのですね…感動です。これからも宜しくお願い致します！ (2017年1月8日 19時) (レス) id: 11b868ed81 (このIDを非表示/違反報告)
gray22(プロフ) - senaさん» 返信遅れました！こちらにもコメントありがとうございます！読みやすいようで安心しました。頑張ります！ありがとう！ (2017年1月8日 19時) (レス) id: 11b868ed81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：gray22
| 作成日時：2016年8月24日 18時
