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第4話 ページ6

勿論竈門家の方にはとても驚かれたが、最後には笑ってお代わりもあるのよと言われた暁には号泣した


ご飯を食べ終わり、竈門家の方にお礼がしたいと言うと


「いいのよ!気にしないで

困った時はお互い様でしょ?」


竈門○枝さんはそう言ってくれるが、こちらとしては貰った恩は返さねば気が済まない


なんかこうソワソワしてしまうのである


「いえ、そういう訳には行きません。一宿一飯の恩は返さなければ、私の気が済みません」


そう言い切ると、○枝さんは少し悩んでからこう言った


「うーん、そうね...じゃあ、お使いを頼まれてくれないかしら」

「わかりました」


そう二つ返事で竈門家を出てきたのが数刻前、一緒に炭を売りに来た炭治郎君とは街で二手に別れて行動していた



私が頼まれたものは米。今は冬だから雪の積もる山から街まで降りるのは一苦労らしく、買ってきて欲しいとの事だった


二手に別れると直ぐに米屋を発見し即購入。勿論私の自腹だ


米が入った麻袋を持ち、炭治郎君を探していると大分遠いが炭治郎君のような人影を発見した


少し足を早めて近付き声をかけようとした時ガタン!と大きな音を立てて横の家の扉が開いた



「あ〜っ!!炭治郎ぉ!!ちょうど良かったあ!!」


炭治郎を呼び止めるこの少年は何故か鼻から血を流している


「皿を割った犯人にされてんだよ俺〜〜〜っ!!

助けてくれよお!!嗅いでくれ!!」


そう差し出すは布に包まれた、割れた皿の破片


嗅ぐ?とはどういうことだ?匂いで犯人がわかるのか


へー凄いなーなんて見ているうちにどうやら犯人を突き止めたらしい


それが終わると炭治郎君は街の人に引っ張りだこになっていた



「炭治郎君!私も手伝おう」

「羌さん!ありがとうございます!」

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戦力外(プロフ) - 甘音 舞影さん» ご指摘ありがとうございます! (2020年2月28日 14時) (レス) id: dcb72e1adc (このIDを非表示/違反報告)
甘音 舞影(プロフ) - プロローグの金臭い血の匂いは鉄ではないですか?いきなりすみません (2020年2月27日 22時) (レス) id: 299a382383 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:戦力外 | 作成日時:2019年8月13日 0時

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