第24話 ページ26
「そういや獪岳と善逸はどうした」
「互いに会話させながら一緒に走らせてます」
「何故会話...」
師範と喋っていたらすぐに時間は過ぎて、昼食も完成した
出来たご飯を配膳し、先程殴られて血が滲んでいた頭の包帯を変え終えた頃に、弟弟子達は帰ってきた
「ゼーゼー、し、死ぬ....」
「ハァハァハァ...あ、先生おかえりなさい」
「ああ、ただいま」
かなり丁度いい時間帯で帰ってきたのでそのまま皆で昼食をとることにした
「「いただきます」」
彼らには話しながら走るという普通に走るよりきついことをして貰った訳だが、思ったより体力があるのか、あまり疲れていないように見える
善逸に関しては口では死ぬとかなんとかほざいているが、精神的に疲れているだけで言葉が出るだけまだ体力はあるという事だ
「それにしても、ちゃんと一緒に走ったんだな」
「あんたがそうしろって言ったんだろうが」
「そういやそうだったな。」
「なんなんだよ...ったく...」
そう面倒臭そうに言葉を吐き捨てる獪岳。まあまあそんな顔をしないで欲しい
私は初めて弟弟子なんてものをもって、わりと緊張しているんだ
「で?」
「...?」
「今度はなんだ」
「どうだった?楽しかったか?」
「は?楽しいわけないだろ」
「それより死ぬかと思いました...」
「そう...」
うーん、難しい。弟弟子心難しい
楽しくない、か...よくそんな中でずっと喋ってられたな君達
なんて思いながら午後のメニューを考える
師範もいることだし、2人1組で個々の強化を図ってみるか
「「ご馳走様でした」」
「それでは、午後の内容ですが...」
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戦力外(プロフ) - 甘音 舞影さん» ご指摘ありがとうございます! (2020年2月28日 14時) (レス) id: dcb72e1adc (このIDを非表示/違反報告)
甘音 舞影(プロフ) - プロローグの金臭い血の匂いは鉄ではないですか?いきなりすみません (2020年2月27日 22時) (レス) id: 299a382383 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:戦力外 | 作成日時:2019年8月13日 0時