【忍たま乱太郎×NARUTO】日向一族の風来坊【男主】

5話 ページ7

Aside



「学園長先生!?」


「土井先生大丈夫かの?」


「はあ、まあ大丈夫ですが、何故ここに?!」


「それを今から説明する」



とじいさんは言い、こちらを向いて



「そこのぱっつん前髪の!!」


「いやあんたもだろうが!!」


「あ、そうじゃった」



ﾄﾞﾃｯと土井とかいう男がこけたのは気にしないでおく



「それで?俺になんのよう?つか屋根の上から見下ろすのはやめていただきたいのだが」


「じゃあ、降りるとするかの...とう!!」



じいさんはくるくると回転しながらも綺麗に着地した



普通に降りられないのかと思ったが口に出さぬが吉



「それでなんです?」


「お主...忍術学園で働かないか?」



何言ってんだこのじいさん...こんな怪しいやつを簡単に信用しちゃって大丈夫か?



「学園長!!こんな素性のしれない者を学園内に置くのはまずいですよ!」



あ、土井先生とやらが抗議してくれたが、そんな抗議も虚しく



「お主、名はなんという?」


「日向Aといいます。」


「得意武器は?」


「弓ですが幻術以外は大抵できます」



急に始まった面接...きり丸君や土井先生に至っては唖然としている



複数の質疑をした後、学園長先生が出した結果は



「採用!!」



らしい。まあ就職先が見つかってラッキーだと思おう



「では明日から忍術学園に来るように!!土井先生と一緒に登校しなさい!!以上!!さらばじゃ!!」



と、嵐のように去っていった学園長先生



せめてこの状況をどうにかしてからかえって欲しかったな…



そうまだきり丸君や土井先生の誤解はとけていなかった

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