27話 ページ29
Aside
「じゃあ、A先生は私と一緒に委員会に来ませんか?」
そういったのは赤毛の少しふわふわとした髪の眼鏡の少年、猪名寺乱太郎だった(名前はさっき授業中に聞いた)
「委員会?」
「はい!この忍術学園には様々な委員会があるのですが、私が所属している保健委員会という委員会に来てみませんか?」
委員会...なにかの組織的なものかな…少し面白そうだ
「面白そうだ、案内してくれるかい?」
「はい!」
ちなみに他の子は委員会と掃除当番で俺が一年は組の部屋に泊まることが決まった途端颯爽と駆け出して行った
「そう言えばなんで乱太郎だけ残っていたんだい?」
「山田先生からA先生を委員会に連れて行ってあげなさいと言われたからです!」
(いや何故に)
「あ、ここが医務室です!失礼します!猪名寺乱太郎当番の交代に来ました!」
そう乱太郎が言うと出てきたのは緑の装束に茶色の髪...6年生あたりだろうか先程分身で見た気がする装束色だ
「あれ?確か日向A先生?」
「はい、新しく下級生の実技担当になった日向Aです。」
「あ!僕は保健委員会委員長六年は組、善法寺伊作です!」
「ああ、司会進行やってた子だね!」
「あはは、よく覚えておいでで」
そう少し照れくさそうに頭をかく善法寺伊作君の先程の自己紹介文を頭の中で繰り返した
(保健委員会委員長六年は組善法寺伊作....保健委員会、委員長六年は組善法寺伊作....保健委員会委員長..........)
「あ!!テンゾウ先輩!!!」
そう言って医務室の中を覗けば顔を真っ青にして寝ているテンゾウ先輩
「テンゾウ先生の様態は僕や新野先生にもわからないんですが先程一瞬目を覚まして...」
『...ね、寝てれば.....治る...』
「とだけ言って再び寝たきりの状態に戻ってしまって...」
点穴を確実に狙ったのにあの先輩やっぱり凄いな
「まあ、1回起きたなら大丈夫だよ」
「え?」
そう言いテンゾウ先輩の枕元に座る。そして先輩の額に手を当て医療忍術を開始する
閉じた点穴をどうこうする訳ではなく今回はチャクラを分け与えることで回復を試みただけである
「このぐらいでいいか…」
顔色も先程よりはマシになったので終了したところで善法寺伊作君が凄い形相で俺の肩を掴みかかってきた
「い、今の!!なんですか?!」
「え、今の?」
「はい!先程よりテンゾウ先生の顔色が良くなっています!なにをしたんですか?!」
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みこち(プロフ) - 雑渡さんは既に聞いていますが、乱太郎達や六年生達が聞いたらと、気になりましたもので、勝手にご意見並べて失礼しました。 (2019年5月21日 17時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 乱太郎達が戦いで奮い立つような展開がありましたら、楽しみにしています! (2019年5月21日 17時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 後、出来ましたら、カカシ先生に、六年生達や乱太郎達にあの台詞「忍の世界では、ルールや掟を破る奴はクズ呼ばわりされる。だが、仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ』と。カカシ先生から伝えて欲しいです。それから (2019年5月21日 17時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 極悪人でも、その人物なりの信念や、自分の中に眠る根付いている、簡単には消えない絆等。そんな心の交流や想いを六年生達や乱太郎達と繋がって欲しいと願います! (2019年5月20日 18時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 度々勝手な妄想を済みません。私なりの解釈ですが、私は、ナルトの最大の魅力は、己の信念を貫き通す志と、逆境を乗り越える強さと、心の強さこそがこの作品の全てだと思います。イタチの覚悟や、サソリでさえ、チヨバア様の最後の攻撃を躱しきれなかったように。例え (2019年5月20日 18時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:戦力外 | 作成日時:2018年8月13日 17時