【忍たま乱太郎×NARUTO】日向一族の風来坊【男主】

23話 ページ25

Aside



俺とカカシ先輩は土井先生に案内され廊下を歩いていた



因みにテンゾウ先輩は.....


〜回想〜



ｼｭﾀｯと目の前に現れた白い装束の人。パッと見優しそうだが装束の色は違えど忍には間違いなさそうだ


「あなたは医務室に行きますよ」

「に、新野先生...」


どうやらこの人は新野洋一先生と言うらしくこの学園の校医を務めている方だそうで先程テンゾウ先輩が医務室でお世話になったらしい



「ぼ、僕は大丈夫ですから....」

「なーに言ってんのテンゾウ、お前チャクラ切れだろ?大人しく医務室で寝てなさいっての」



必死に抵抗するテンゾウ先輩にカカシ先輩のトドメの一言が入る



何故かって?校医の先生が患者を見逃す訳ないだろ?



「ほら、テンゾウ先生行きますよ！」

「いや、だから大丈夫ですって…」

「はぁ....A」



名前を呼ばれ返事をし、指先にチャクラを集中させる。そしてそっとテンゾウ先輩の背後に周り白眼を発動させ点穴の一点を見る



一思いにそこを突く！



「そこだぁ!!!」ﾄﾞｽｯ



倒れるテンゾウ先輩。すみません、先輩命令なもんで！



狙ったのは背中にある点穴。チャクラが足りないせいか割とすんなり入った



「これで多分、今日一日はチャクラを練れないようにしたので大丈夫です」



倒れているテンゾウ先輩を運ぶため影分身を一体つくりおんぶして新野先生について医務室に行かせた。



そして現在に至る。頭の中で回想が丁度終わった時土井先生がある部屋の前で止まった



「着きました!ここが部屋で......す.........」



障子を開け中を見たらしい土井先生は固まった。何があったのかと先輩と顔を見合わせ、中を覗くと



そこは物置...いやなんだこれは...物が置いてあるので物置には変わりはないが



まあ、一言で言うと汚い...何年も換気されていないのか埃臭く、よく見るとカビも生えてるし物は散らばってるし



どうみても人が生活出来るような環境ではないのは確かだ



「なんでこんなに汚いんだ....?」

「わかりませんが今度掃除しときましょうか」



なんていうカカシ先輩に
(ええーやっぱり掃除するのかー....テンゾウ先輩に木遁で作ってもらえば早いのに...)と心の中で反対するがそれはもう意味を成さないだろう



やっぱり今日一日チャクラ練れないようにしたの間違いだったかなと思ったのは秘密

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