ナカノヒトゲノム もう1人実況者がいたら...

BEAUTIFUL DREAMER 1 ページ30

あけましておめでとうございます
新年早々風邪を引いて暇な作者です()
2週間置きに更新とか言っておきながら１ヶ月とか置きに更新しててほんとすみません！
新年の目標は、更新率と語彙力を上げることです！(大声)
こんな作者ですが、今年1年、またよろしくお願いします！

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リーンゴーン.....

チャイムがなって、授業を終えた学院生達の大半は廊下にいるある人物の元へと集まり、次第に二重にも三重にも輪を作り始めました


調理実習で作ったお菓子を貰い、「ありがとう」と少し胡散臭いような笑顔を振りまいては女子達に黄色い歓声を浴びせられる人物

そう、その人物こそが.....

アカ「ふーむ...。 源氏くんが先生だったとは...
禁断の恋ですね」
ヒミ「でも教師なら将来安定していそうです」
カリ「.........」

カリンちゃんがジト目で2人のことを見てるのはヒミコちゃんの発言に突っ込みたいのか入出さんの女装に突っ込みたいのか.....

多分後者の方ですね

ユズ「どうだ？ムラムラ、源氏くんの第一印象は」

ユズ先輩がムラサキにそう聞くと、ムラサキは少し頬を染めて「素敵な方ですぅ」と言いました

しかしその後、ふとムラサキの表情が曇ります

ムラ「女の子達もみんなキラキラしてて...
それに比べてあたす... あたすは.....」

そう言ってムラサキはブチィと衝撃的な音を立てて自分のアフロを引きちぎりました

ヒミ「ム、ムラサキだってとってもかわいいです...！自信もってください！」

ムラ「持つとこないですぅ...」

A「大丈夫です 最近はふわふわしてる女子の方がモテるんですよ」

アカ「そうです！ムラサキは完璧にふわふわしてる(物理)女子なのできっと上手く行きます」

ムラ「Aさん.....おっとさん.....」

感動しかけた後、ムラサキがなにか聞こうと口を開きかけましたが、それ以上話を展開するとまずいと感じたのかヒミコちゃんが話を遮りました

ヒミ「とにかく、いいですかムラサキ。好きな人には素直に気持ちを伝えるんです
どうやったら喜んでもらえるか、一緒に考えましょう。」

ムラ「おっかさん.....」


A「にしてもどうしましょうか。第一印象は大事ですよね…ただ会って挨拶するだけじゃ...」
アカ「うーん確かにそうですね、
とにかく、なにかきっかけが必要ですね」

そう言って入出さんが見つめる先には、源氏先生が持っている大量のお菓子

A「お菓子、私達も作りますか？」

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